フューチャー、今期経常を一転27％減益に下方修正

　フューチャー <4722> が12月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。16年12月期の連結経常利益を従来予想の52.2億円→35.5億円(前期は48.3億円)に32.0％下方修正し、一転して26.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の33.2億円→16.5億円(前年同期は27.3億円)に50.3％減額し、一転して39.6％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　・ITコンサルティング事業において、プロジェクトの利益率やコンサルタントの稼働率は想定通りであったものの、既存プロジェクト及び新規プロジェクトの受注が伸びず、銀行・証券業の顧客を中心に一部のプロジェクトの受注も来年度以降に延期になったことなどから、通期の売上や利益が想定を下回りました。・パッケージ＆サービス事業において、下半期は回復傾向にあるものの、上半期において案件の獲得が進まなかったことから、通期の売上・利益ともに予想を下回りました。※上記の予想は、現時点で得られた入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。