日パレット、今期経常を一転6％増益に上方修正・24期ぶり最高益更新へ

　日本パレットプール <4690> [ＪＱ] が11月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.3億円→7億円(前期は6.6億円)に33.6％上方修正し、一転して6.1％増益を見込み、一気に24期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、4-9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、当社の主力である石油化学樹脂関連企業向けのパレットレンタルが、企業側の製品在庫の削減や生産調整の影響等により貸出数量が減少しつつあり、下半期はその影響が顕著となることが想定されるため、前回発表予想を下回る見通しであります。　一方、下半期においてパレットのレンタル稼働の低下がやや懸念されるものの、現有貸与資産の有効活用や運用面での効率化等の支出削減効果によって、営業利益、経常利益、当期純利益がそれぞれ前回予想を上回る見込みにつき、前回発表予想から上方修正することといたしました。※上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報にもとづき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。