オービック、4-12月期(3Q累計)経常は12％増益で着地、今期配当を20円増額修正

　オービック <4684> が1月28日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比11.7％増の355億円に伸び、通期計画の451億円に対する進捗率は78.9％に達し、5年平均の74.7％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比5.5％減の95.2億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の140円→160円(前期は135円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.2％増の117億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の52.0％→54.3％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、業績の伸長により強固な経営基盤の確保と財務内容の一層の充実を図るとともに、株主に対する利益還元を経営の重要課題と認識し、継続的かつ安定的に配当していくことを基本としております。　当期の利益配当金につきましては、この基本方針に基づき１株当たり期末配当70円00銭を予定しておりましたが、業績が順調に推移しておりますことを勘案し、株主の皆様への日頃のご支援に応えるべく20円増配し、１株当たり期末配当90円00銭とさせていただきます。この結果、１株当たり年間配当金は前期比25円増の160円となる予定です。　なお、本件につきましては、2020年６月下旬開催予定の第53回定時株主総会における決議を条件といたします。