イマジニア、今期経常を15％上方修正、配当も10円増額

　イマジニア <4644> [ＪＱ] が1月29日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の13.9億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12.5億円→14.4億円(前期は11.3億円)に15.2％上方修正し、増益率が10.4％増→27.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.1億円→8億円(前年同期は8.7億円)に31.1％増額し、減益率が29.8％減→7.9％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→40円(前期は30円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.3倍の7.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の15.6％→33.2％に急上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期の通期連結業績見通しは、2018年12月に発売したNintendo Switch向けソフト「Fit Boxing」のリピート販売の堅調な推移と「Fit Boxing」の続編として2020年12月に発売したNintendo Switch向けソフト「Fit Boxing2」も早々に全世界の販売本数が50万本に到達する好調なスタートとなったことにより、売上高は前回予想を上回る見込みであります。　この結果、営業利益及び経常利益は前回予想を上回り、さらに親会社株主に帰属する当期純利益は増益要因が当社自体の利益を増加させる影響があるため、他の利益に比べ前回予想に対する増加額は大きくなる見込みとなりました。

　　当社は、本年1月27日をもって創業35周年を迎えました。　また、当期の連結業績につきましては当初計画を上回り、創業以来過去最高水準に近い営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益となる見込みであることから、ご支援いただいております株主の皆様への感謝の意を表すため、2021年3月期の期末配当において、　1株当たり10円の創業35周年の記念配当を実施することといたしました。これにより、2021年3月期の期末配当予想につきましては、普通配当15円と合わせて、1株当たり25円に修正いたします。