384円
キッズウェル・バイオのニュース
<動意株・9日>(大引け)=クラレ、カナミックN、古河電など
クラレ<3405.T>=後場急伸。上昇率は一時8%を超えた。午後1時、22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを450億円から480億円(収益認識に関する会計基準の適用のため対前年増減率の記載なし)に上方修正した。円安や原材料高による業績への悪影響が懸念されていたなかにあって、最終利益の上方修正をポジティブに受け止めた買いが集まった。売上高の見通しは7400億円から7600億円に見直した。一方、営業利益と経常利益の見通しは据え置いた。機能材料と繊維部門において営業利益の見通しを上方修正した一方、ビニルアセテートとイソプレン、トレーディングの営業利益予想は下方修正した。
カナミックネットワーク<3939.T>=急動意。医療や介護サービス事業者に特化したクラウドサービスを展開しており、健康寿命延伸サービスなどに重点を置いている。業績も新規顧客の開拓が進むなか、トップライン、利益ともに高水準の成長を続けている。8日取引終了後、22年9月期の決算を発表、売上高が前の期比20%増の25億200万円、営業利益は同14%増の9億6200万円といずれも2ケタ伸長を達成した。更に続く23年9月期の業績予想も好調を極め、売上高は前期比44%増の36億円、営業利益は同20%増の11億5000万円と成長スピードが一段と加速する見通しで、投資マネーを強く呼び込む格好となった。
古河電気工業<5801.T>=マドを開け急伸。8日取引終了後23年3月期業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の140億円から210億円(前期比2.1倍)に大幅に引き上げた。これが投資資金の食指を動かした。最終利益大幅増額については、米投資会社カーライル・グループ<CG>の投資ファンドが、同社子会社の東京特殊電線<5807.T>にTOB(株式公開買い付け)を実施することを発表したが、これに伴い同社が保有する東特線の全株式を売却した際の特別利益計上を織り込んだもの。増額修正後の最終利益から換算した時価予想PERは8.6倍前後となり割安感が際立つ。同社は有配企業にしてPBRが解散価値を4割下回る0.6倍程度にとどまっており、依然として上値余地の大きさが意識されている。
タカトリ<6338.T>=上値追い鮮烈。青空圏を快走、異彩を放つ上昇パフォーマンスで市場の視線を集めている。世界的な脱炭素への取り組みを背景に、キーデバイスとしてパワー半導体の需要が急増している。そのなか、メーカーの次世代パワー半導体への投資も加速しており、同社の、シリコンカーバイド(SiC)材料用マルチワイヤーソーへの受注が相次いでいる。同商品分野では同社は世界屈指のニッチトップ企業として存在感を示しており、足もとの業績も会社側の想定を上回って急拡大している。そうしたなか今週11日に22年9月期の決算発表を控えており、これを視野に入れた売り買いが交錯している。株式需給面では「外資系証券経由の空売りが高水準でその買い戻しが株価に浮揚力を与えている」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もある。
キッズウェル・バイオ<4584.T>=買い人気集中でストップ高。北海道大学発の創薬ベンチャーでバイオ後続品のほか再生医療などにも展開する。投資先行型企業で足もとの業績は赤字が続いているが、8日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4~9月)決算は営業損益が1100万円と黒字化した。これを材料視する形で投資資金が攻勢をかけている。なお、同社は今週明け7日に浜松医科大学との協働で進めていた次世代型SHEDを用いた脳腫瘍に対する新規治療法に関する論文を発表し、良好な研究成果が示唆されたことを発表、これを受け急騰した経緯がありマーケットでも注目度が高まっていた。
UEX<9888.T>=物色人気に4ケタ大台急接近。8日取引終了後、23年3月期上期(22年4~9月)の決算を発表、営業利益は前年同期比3.3倍の22億100万円と大幅な伸びを達成した。同社はステンレスに特化した鉄鋼商社だが、高付加価値商品の拡販努力に加え、原料コスト上昇に伴うメーカーの値上げに対応した販売価格の改定も利益に貢献した。PER5倍前後と超割安圏にあり、前期実績ベース換算で4.4%前後の高配当利回りも魅力となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
カナミックネットワーク<3939.T>=急動意。医療や介護サービス事業者に特化したクラウドサービスを展開しており、健康寿命延伸サービスなどに重点を置いている。業績も新規顧客の開拓が進むなか、トップライン、利益ともに高水準の成長を続けている。8日取引終了後、22年9月期の決算を発表、売上高が前の期比20%増の25億200万円、営業利益は同14%増の9億6200万円といずれも2ケタ伸長を達成した。更に続く23年9月期の業績予想も好調を極め、売上高は前期比44%増の36億円、営業利益は同20%増の11億5000万円と成長スピードが一段と加速する見通しで、投資マネーを強く呼び込む格好となった。
古河電気工業<5801.T>=マドを開け急伸。8日取引終了後23年3月期業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の140億円から210億円(前期比2.1倍)に大幅に引き上げた。これが投資資金の食指を動かした。最終利益大幅増額については、米投資会社カーライル・グループ<CG>の投資ファンドが、同社子会社の東京特殊電線<5807.T>にTOB(株式公開買い付け)を実施することを発表したが、これに伴い同社が保有する東特線の全株式を売却した際の特別利益計上を織り込んだもの。増額修正後の最終利益から換算した時価予想PERは8.6倍前後となり割安感が際立つ。同社は有配企業にしてPBRが解散価値を4割下回る0.6倍程度にとどまっており、依然として上値余地の大きさが意識されている。
タカトリ<6338.T>=上値追い鮮烈。青空圏を快走、異彩を放つ上昇パフォーマンスで市場の視線を集めている。世界的な脱炭素への取り組みを背景に、キーデバイスとしてパワー半導体の需要が急増している。そのなか、メーカーの次世代パワー半導体への投資も加速しており、同社の、シリコンカーバイド(SiC)材料用マルチワイヤーソーへの受注が相次いでいる。同商品分野では同社は世界屈指のニッチトップ企業として存在感を示しており、足もとの業績も会社側の想定を上回って急拡大している。そうしたなか今週11日に22年9月期の決算発表を控えており、これを視野に入れた売り買いが交錯している。株式需給面では「外資系証券経由の空売りが高水準でその買い戻しが株価に浮揚力を与えている」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もある。
キッズウェル・バイオ<4584.T>=買い人気集中でストップ高。北海道大学発の創薬ベンチャーでバイオ後続品のほか再生医療などにも展開する。投資先行型企業で足もとの業績は赤字が続いているが、8日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4~9月)決算は営業損益が1100万円と黒字化した。これを材料視する形で投資資金が攻勢をかけている。なお、同社は今週明け7日に浜松医科大学との協働で進めていた次世代型SHEDを用いた脳腫瘍に対する新規治療法に関する論文を発表し、良好な研究成果が示唆されたことを発表、これを受け急騰した経緯がありマーケットでも注目度が高まっていた。
UEX<9888.T>=物色人気に4ケタ大台急接近。8日取引終了後、23年3月期上期(22年4~9月)の決算を発表、営業利益は前年同期比3.3倍の22億100万円と大幅な伸びを達成した。同社はステンレスに特化した鉄鋼商社だが、高付加価値商品の拡販努力に加え、原料コスト上昇に伴うメーカーの値上げに対応した販売価格の改定も利益に貢献した。PER5倍前後と超割安圏にあり、前期実績ベース換算で4.4%前後の高配当利回りも魅力となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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