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シンバイオ製薬のニュース
*10:58JST シンバイオ製薬---2Q抗ウイルス薬SyB V-1901について、グローバル臨床試験の検討や実施を推進
シンバイオ製薬<4582>は1日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比59.6%減の12.84億円、営業損失が17.19億円(前年同期は0.49億円の損失)、経常損失が14.81億円(同0.66億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失が15.41億円(同0.79億円の損失)となった。
現在、トレアキシン(R)点滴静注液100mg/4mL[RTD(Ready-To-Dilute)製剤]の投与時間を10分間に短縮するRI(急速静注)投与が承認済です。RTD製剤は、従来の凍結乾燥製剤(FD製剤)に比べて手動による煩雑な溶解作業に要する時間を短縮することができ、さらに、RI投与により投与時間が従来の60分から10分へと大幅に短縮されるため、患者及び医療従事者の負担を大幅に低減することが可能となっている。また、輸液量も50mLと、従来の250mLから大幅に少なくなることから塩分量も軽減できる。2024年6月末時点において90%を超す医療施設で患者さんにRI投与が行われている。営業活動については、後発品の浸食は少しずつ進行している。一方でベンダムスチン治療中もしくは治療後に感染の遷延や重症化を引き起こす可能性を懸念し、ベンダムスチンの処方が控えられていた状況は少しずつ緩和されてきている。これらのことから、修正された業績予想に対して計画通りに進んでいる状況であるため、売上高は減収となった。販売費及び一般管理費は、研究開発費として15.31億円(前年同期比27.2%増)計上し、その他の販売費及び一般管理費との合計では27.15億円(前年同期比7.6%増)となった。
当第2四半期累計期間の研究開発活動について、グローバル展開を見据えキメリックス・インク社(Chimerix Inc.)から導入した抗ウイルス薬SyB V-1901(一般名:brincidofovir<ブリンシドフォビル>「BCV」)の移植後感染症領域として、抗ウイルス薬BCVの注射剤及び経口剤の事業展開は、二本鎖DNAウイルス(dsDNAウイルス)に対し広範な活性を有することから、国内及び海外の専門領域の有力な研究施設と共同研究を進めており、研究成果である科学的知見を基にグローバルの臨床試験を検討、実施していくとしている。また、血液腫瘍領域について、BCVは高い抗ウイルス作用に加え、抗腫瘍効果も確認されており、シンガポール国立がんセンター(NCCS: National Cancer Centre Singapore)やカリフォルニア大学サンフランシスコ校脳神経外科脳腫瘍センターとの共同研究等を通じて、EBウイルス陽性リンパ腫、難治性脳腫瘍等、がん領域における新規適応症の探索も行っている。
2024年12月期通期については、売上高が前期比53.1%減の26.23億円、営業損失が37.02億円、経常損失が35.24億円、親会社に帰属する当期純損失が36.28億円とする5月7日に修正した連結業績予想を据え置いている。
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現在、トレアキシン(R)点滴静注液100mg/4mL[RTD(Ready-To-Dilute)製剤]の投与時間を10分間に短縮するRI(急速静注)投与が承認済です。RTD製剤は、従来の凍結乾燥製剤(FD製剤)に比べて手動による煩雑な溶解作業に要する時間を短縮することができ、さらに、RI投与により投与時間が従来の60分から10分へと大幅に短縮されるため、患者及び医療従事者の負担を大幅に低減することが可能となっている。また、輸液量も50mLと、従来の250mLから大幅に少なくなることから塩分量も軽減できる。2024年6月末時点において90%を超す医療施設で患者さんにRI投与が行われている。営業活動については、後発品の浸食は少しずつ進行している。一方でベンダムスチン治療中もしくは治療後に感染の遷延や重症化を引き起こす可能性を懸念し、ベンダムスチンの処方が控えられていた状況は少しずつ緩和されてきている。これらのことから、修正された業績予想に対して計画通りに進んでいる状況であるため、売上高は減収となった。販売費及び一般管理費は、研究開発費として15.31億円(前年同期比27.2%増)計上し、その他の販売費及び一般管理費との合計では27.15億円(前年同期比7.6%増)となった。
当第2四半期累計期間の研究開発活動について、グローバル展開を見据えキメリックス・インク社(Chimerix Inc.)から導入した抗ウイルス薬SyB V-1901(一般名:brincidofovir<ブリンシドフォビル>「BCV」)の移植後感染症領域として、抗ウイルス薬BCVの注射剤及び経口剤の事業展開は、二本鎖DNAウイルス(dsDNAウイルス)に対し広範な活性を有することから、国内及び海外の専門領域の有力な研究施設と共同研究を進めており、研究成果である科学的知見を基にグローバルの臨床試験を検討、実施していくとしている。また、血液腫瘍領域について、BCVは高い抗ウイルス作用に加え、抗腫瘍効果も確認されており、シンガポール国立がんセンター(NCCS: National Cancer Centre Singapore)やカリフォルニア大学サンフランシスコ校脳神経外科脳腫瘍センターとの共同研究等を通じて、EBウイルス陽性リンパ腫、難治性脳腫瘍等、がん領域における新規適応症の探索も行っている。
2024年12月期通期については、売上高が前期比53.1%減の26.23億円、営業損失が37.02億円、経常損失が35.24億円、親会社に帰属する当期純損失が36.28億円とする5月7日に修正した連結業績予想を据え置いている。
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