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アンジェス Research Memo(6):新株予約権行使により調達した資金で、開発パイプラインの拡充を進めていく方針

配信元:フィスコ
投稿:2019/06/18 15:46
■業績動向

3. 財務状況と新株予約権発行について
アンジェス<4563>の2019年12月期第1四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比3,884百万円増加の11,935百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は新株予約権の行使が進んだことで現金及び預金が3,706百万円増加した一方で、売掛金が114百万円、原材料の評価替に伴い原材料及び貯蔵品が144百万円、外注試験の終了により前渡金が228百万円それぞれ減少した。固定資産は、主に提携先への投資により投資有価証券が676百万円増加した。

負債合計は前期末比59百万円減少の256百万円となった。買掛金が42百万円減少したほか、未払法人税等が27百万円減少した。また、純資産は同3,944百万円増加の11,678百万円となった。新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ2,445百万円増加したほか、投資有価証券評価損を計上したことでその他有価証券評価差額金が250百万円増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失1,183百万円の計上により利益剰余金が減少した。

なお、2018年10月に発行した第33回新株予約権(第三者割当て)の行使は株価上昇を受けて順調に進み、5月も約16億円分の行使が進み、全ての行使が完了した。2019年12月期の業績が計画どおり進捗し、大きな投資がなければ、2019年12月期末で100億円程度の現金及び預金が残る計算となる。

同社は今回調達した資金を、開発パイプライン拡充(53億円)やHGF遺伝子治療薬の市販後調査(11.5億)等に充当する予定にしている。新規パイプラインについては、今後4年間で4~5品目を取り込む想定となっている(1件当たり投下資金で8~10億円)。2018年7月に急性呼吸不全治療薬の共同開発契約を締結したカナダのVasomuneや、マイクロバイオーム事業の可能性を探索するため資本提携したイスラエルのMyBiotics Pharma、ゲノム編集の技術開発企業である米国のEmendoへの投資等も同計画に含まれている。また、現在進めている開発プロジェクトについては、ライセンスアウトを早期に行うことで資金効率を高め、次期パイプラインの投資資金に充当していく方針となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

<SF>
配信元: フィスコ
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