ゼリア新薬が続落、日本初の月経前症候群治療薬の製造販売承認を取得と発表も反応限定的

　ゼリア新薬工業<4559.T>が続落。前週末４日の取引終了後、月経前症候群治療薬「プレフェミン」に関して、３日付で厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表したが、これに対する反応は限定的だ。同剤は、欧州で月経前症候群（ＰＭS）や月経不順などのさまざまな婦人科疾患の治療に伝統的に使用されているチェストツリーの果実であるチェストベリーの乾燥エキスを有効成分とする医薬品。ＰＭSの治療薬として、日本で初めて承認を取得した医薬品であり、軽症から中等症のＰＭＳに対して症状の緩和につながるとしているが、全般相場の下落もあって、逆行高するほどには材料視されていないようだ。

ゼリア新薬の株価は９時４７分現在２１０４円（▼２６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）