中京医薬が急落、２０年３月期業績は計画下振れ最終減益で着地

　中京医薬品<4558.T>が急落している。前週末２４日の取引終了後、集計中の２０年３月期単独業績について、売上高が５５億７２００万円から５１億６６００万円（前の期比１．７％減）へ、営業利益が１億１４００万円から７１００万円（同１４．２倍）へ、純利益が４５００万円から１０００万円（同６４．３％減）へ下方修正し、最終利益が増益予想から一転して減益で着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。

　家庭医薬品等販売事業の卸売部門で除菌消臭関連商品の販売が堅調に推移したものの、上期から実施した営業施策が現場へ浸透するまでに時間を要したことなどで売上高が計画を下回ったことが響いた。

出所：MINKABU PRESS