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<話題の焦点>=「新型ノロ」に注意!、免疫なく大流行の恐れも
厚生労働省や国立感染症研究所が新型ノロウイルスに注意するよう呼びかけている。今後、新型が流行した場合、ほとんどの人が免疫を持っていないため、過去最悪といわれた2006年の患者数を上回る可能性が懸念されている。
ノロウイルスは冬季に多発するウイルス性胃腸炎の主要な病原体であり、激しい嘔吐や下痢といった症状を引き起こす。これまで国内で主に確認されてきたノロウイルスのタイプは「ジーツー4」と呼ばれるものだったが、昨年3月に川崎市健康安全研究所が新たなタイプ「ジーツー17」を発見。今年1月ごろから同ウイルスの検出数が増加していることを確認している。すでに「ジーツー4」に対する免疫を持っている人でも「ジーツー17」にはその免疫が効かないため、多くの人が感染する恐れがある。
ノロウイルスの感染経路はウイルスが付着した食品や手指を介する経口感染が中心であることから、こまめな手洗いや食品の十分な加熱が予防のポイントとなる。また、早めの検査により、さらなる感染を防ぐといった視点も重要だ。
うがい薬では明治ホールディングス<2269.T>の「イソジン」が有名。このほかでは、サンデンホールディングス<6444.T>の手指消毒器「て・きれいき」や、ニイタカ<4465.T>の衛生管理推進サポートシステム「NICEシステム」、シキボウ<3109.T>のノロウイルス対策繊維「ARGON(アルゴン)」にも注目したい。
検査関連では、検査サービスのビー・エム・エル<4694.T>、検査試薬のカイノス<4556.T>や栄研化学<4549.T>、子会社にデンカ生研を持つデンカ<4061.T>などが挙げられる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
ノロウイルスは冬季に多発するウイルス性胃腸炎の主要な病原体であり、激しい嘔吐や下痢といった症状を引き起こす。これまで国内で主に確認されてきたノロウイルスのタイプは「ジーツー4」と呼ばれるものだったが、昨年3月に川崎市健康安全研究所が新たなタイプ「ジーツー17」を発見。今年1月ごろから同ウイルスの検出数が増加していることを確認している。すでに「ジーツー4」に対する免疫を持っている人でも「ジーツー17」にはその免疫が効かないため、多くの人が感染する恐れがある。
ノロウイルスの感染経路はウイルスが付着した食品や手指を介する経口感染が中心であることから、こまめな手洗いや食品の十分な加熱が予防のポイントとなる。また、早めの検査により、さらなる感染を防ぐといった視点も重要だ。
うがい薬では明治ホールディングス<2269.T>の「イソジン」が有名。このほかでは、サンデンホールディングス<6444.T>の手指消毒器「て・きれいき」や、ニイタカ<4465.T>の衛生管理推進サポートシステム「NICEシステム」、シキボウ<3109.T>のノロウイルス対策繊維「ARGON(アルゴン)」にも注目したい。
検査関連では、検査サービスのビー・エム・エル<4694.T>、検査試薬のカイノス<4556.T>や栄研化学<4549.T>、子会社にデンカ生研を持つデンカ<4061.T>などが挙げられる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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