日本調剤が４日続伸、後発医薬品の生産能力増強報道で

　日本調剤<3341.T>が高い。前日まで３日続伸で１０％を超える上昇を示しており、目先は利益確定の動きも出るところだが、売り物を吸収して強さを発揮している。今春の診療報酬や薬価改定を背景として、後発医薬品メーカー各社が相次ぎ生産能力を増強すると２６日付の日本経済新聞が報じている。そのなか、同社は傘下の後発薬メーカーの生産能力を今期末までに年４０億錠へ倍増させると伝えられており、これが株価を刺激している。このほかでは、７０億円前後を投じて設備を拡張し、年産能力を２倍の５０億錠に引き上げる方針と伝えられた東和薬品<4553.T>も大きく買いが先行している。

日本調剤の株価は９時１４分現在３６５５円（△３５円）
東和薬品の株価は９時１４分現在５４８０円（△１６０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）