先行投資に意欲的、将来的な業績上振れに期待
臨床検査企業の持株会社で、富士レビオ、エスアールエル等を傘下に収める。受託臨床検査サービスや臨床検査薬の研究開発・製造・販売を行う臨床検査薬、受託臨床検査の大手。
10月31日の決算、18年3月期上期の連結経常利益は前年同期比8.1%減の121億円に減るものの、通期進捗率は56.6%に達し、5年平均の53.3%も上回った。
海外受託臨床検査事業の売上が減少したものの、国内受託臨床検査事業および臨床検査薬事業の販売が伸長し増収となった。利益面では、減価償却方法の変更により固定費が減少したが、各事業における将来の成長のための先行費用のほか、海外受託臨床検査事業における減収が減益要因となった。
設備投資を積極的に進めており、東京・あきる野市で新セントラルラボ建設のための土地を取得し、将来的な業績上振れに期待したい。
チャート面では17年12月6日の安値4630円から反発・上昇しており、反発トレンドの中では比較的きれいに高値・安値の切り上げをしている。今後も高値・安値の切り上げを繰り返しながら推移すれば、17年11月の高値5430円を上抜ける展開も想定されよう。
業種:サービス業
時価総額:2852.0億円
PER:34.35倍
PBR:2.10倍
10月31日の決算、18年3月期上期の連結経常利益は前年同期比8.1%減の121億円に減るものの、通期進捗率は56.6%に達し、5年平均の53.3%も上回った。
海外受託臨床検査事業の売上が減少したものの、国内受託臨床検査事業および臨床検査薬事業の販売が伸長し増収となった。利益面では、減価償却方法の変更により固定費が減少したが、各事業における将来の成長のための先行費用のほか、海外受託臨床検査事業における減収が減益要因となった。
設備投資を積極的に進めており、東京・あきる野市で新セントラルラボ建設のための土地を取得し、将来的な業績上振れに期待したい。
チャート面では17年12月6日の安値4630円から反発・上昇しており、反発トレンドの中では比較的きれいに高値・安値の切り上げをしている。今後も高値・安値の切り上げを繰り返しながら推移すれば、17年11月の高値5430円を上抜ける展開も想定されよう。
業種:サービス業
時価総額:2852.0億円
PER:34.35倍
PBR:2.10倍