わかもと、前期経常を赤字拡大に下方修正

　わかもと製薬 <4512> [東証Ｓ] が4月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の8000万円の赤字→1億6000万円の赤字(前の期は2億4200万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2億3900万円→1億5900万円(前年同期は2億6900万円)に33.5％減額し、減益率が11.2％減→40.9％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　ヘルスケア事業では前回発表予想に比べ売上高が伸長しました一方で、医薬事業においては、花粉飛散量が当初想定していたよりも少なく、アレルギー関連薬の売上が低迷したことを主因に売上高が減少しました。また、利益面では、売上高の未達に加え、売上原価率が前回発表予測よりも増加したことなどから営業利益、経常利益、当期純利益は上記の通りとなりました。