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住友ファーマのニュース
住友ファーマ <4506> [東証P] が4月30日朝(08:30)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の1410億円の赤字→3150億円の赤字(前の期は745億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前の期末の純資産を77.4%毀損する規模となった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の732億円の赤字→2472億円の赤字(前年同期は672億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2.修正の理由 売上収益は、日本および北米セグメントで前回発表予想を若干下回るものの、概ね想定どおりに推移し、前回発表予想から24 億円減の3,146 億円に修正しました。 販売費及び一般管理費、研究開発費については、前回発表予想から減少すると見込んでおり、コア営業損益は前回発表予想から10 億円改善の1,330 億円の損失に修正しました。 営業損益は、子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「マイフェンブリー」の特許権の減損損失(1,335 億円)*、北米事業におけるのれんの減損損失(359 億円)*、開発を中止した品目に係る仕掛研究開発の減損損失(106 億円)*の計上に加え、米国子会社における事業構造改善費用(87 億円)*を追加計上する見込みとなったこと等から、前回発表予想から1,989 億円悪化の3,549 億円の損失に修正しました。 親会社の所有者に帰属する当期損益は、期末日の為替レートが想定より円安になったことから、金融収益の増加*を見込み、また、特許権の減損損失計上に伴う繰延税金負債の取り崩し等により法人所得税の減少を見込むものの、営業損益悪化の影響が大きく、前回発表予想から1,740 億円悪化の3,150億円の損失に修正しました。*減損損失および事業構造改善費用の計上ならびに金融収益の増加の詳細は、本日公表の「減損損失、事業構造改善費用および金融収益(為替差益)の計上に関するお知らせ」をご覧ください。3.2025 年3 月期(2024 年4 月1 日~2025 年3 月31 日)の連結業績見通しについて 2025 年3 月期の連結業績については、2023 年4 月公表の中期経営計画2027(以下「中計2027」)において、売上収益4,600 億円、コア営業利益400 億円と設定していました。北米での基幹3 製品(進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」、子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「マイフェンブリー」、過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」)の売上収益は伸長しており、今後の業績は回復基調を見込むものの、中計2027 公表時の想定を下回っていることから、売上収益3,380 億円(中計2027 比1,220 億円減)、コア営業利益10億円(同390 億円減)とします。 なお、営業利益、親会社の所有者に帰属する当期利益、基本的1 株当たり当期利益の見通しについては、2024 年5 月14 日に公表予定の2024 年3 月期決算発表において開示する予定です。4.2025 年3 月期(2024 年4 月1 日~2025 年3 月31 日)の配当予想(無配)について 当社は中計2027 において、「コア営業損失を見込む2024 年3 月期は無配の方針、コア営業利益を見込む2025 年3 月期は復配の方針とし、その後は安定配当を目指す」としています。こうした中、2025年3 月期の連結業績見通しでは、コア営業利益10 億円を見込んでいますが、中計2027 で想定したコア営業利益を大きく下回っていることから、2025 年3 月期の配当については、誠に遺憾ながら無配を予定しております。株主の皆様には、深くお詫び申し上げますとともに、早期の業績回復に努めてまいりますので、何卒ご理解の上、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。(注) 本プレスリリースに含まれる将来の予測等に関する事項は、発表日現在において入手可能な情報による当社の仮定および判断に基づくものであり、既知または未知のリスクおよび不確実性が内在しています。したがって、業績・その他の将来の予測等に関する事項は、今後さまざまな要因によって本リリースの記載内容と大きく異なる結果となる可能性があります。 以 上
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の732億円の赤字→2472億円の赤字(前年同期は672億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
2.修正の理由 売上収益は、日本および北米セグメントで前回発表予想を若干下回るものの、概ね想定どおりに推移し、前回発表予想から24 億円減の3,146 億円に修正しました。 販売費及び一般管理費、研究開発費については、前回発表予想から減少すると見込んでおり、コア営業損益は前回発表予想から10 億円改善の1,330 億円の損失に修正しました。 営業損益は、子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「マイフェンブリー」の特許権の減損損失(1,335 億円)*、北米事業におけるのれんの減損損失(359 億円)*、開発を中止した品目に係る仕掛研究開発の減損損失(106 億円)*の計上に加え、米国子会社における事業構造改善費用(87 億円)*を追加計上する見込みとなったこと等から、前回発表予想から1,989 億円悪化の3,549 億円の損失に修正しました。 親会社の所有者に帰属する当期損益は、期末日の為替レートが想定より円安になったことから、金融収益の増加*を見込み、また、特許権の減損損失計上に伴う繰延税金負債の取り崩し等により法人所得税の減少を見込むものの、営業損益悪化の影響が大きく、前回発表予想から1,740 億円悪化の3,150億円の損失に修正しました。*減損損失および事業構造改善費用の計上ならびに金融収益の増加の詳細は、本日公表の「減損損失、事業構造改善費用および金融収益(為替差益)の計上に関するお知らせ」をご覧ください。3.2025 年3 月期(2024 年4 月1 日~2025 年3 月31 日)の連結業績見通しについて 2025 年3 月期の連結業績については、2023 年4 月公表の中期経営計画2027(以下「中計2027」)において、売上収益4,600 億円、コア営業利益400 億円と設定していました。北米での基幹3 製品(進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」、子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「マイフェンブリー」、過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」)の売上収益は伸長しており、今後の業績は回復基調を見込むものの、中計2027 公表時の想定を下回っていることから、売上収益3,380 億円(中計2027 比1,220 億円減)、コア営業利益10億円(同390 億円減)とします。 なお、営業利益、親会社の所有者に帰属する当期利益、基本的1 株当たり当期利益の見通しについては、2024 年5 月14 日に公表予定の2024 年3 月期決算発表において開示する予定です。4.2025 年3 月期(2024 年4 月1 日~2025 年3 月31 日)の配当予想(無配)について 当社は中計2027 において、「コア営業損失を見込む2024 年3 月期は無配の方針、コア営業利益を見込む2025 年3 月期は復配の方針とし、その後は安定配当を目指す」としています。こうした中、2025年3 月期の連結業績見通しでは、コア営業利益10 億円を見込んでいますが、中計2027 で想定したコア営業利益を大きく下回っていることから、2025 年3 月期の配当については、誠に遺憾ながら無配を予定しております。株主の皆様には、深くお詫び申し上げますとともに、早期の業績回復に努めてまいりますので、何卒ご理解の上、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。(注) 本プレスリリースに含まれる将来の予測等に関する事項は、発表日現在において入手可能な情報による当社の仮定および判断に基づくものであり、既知または未知のリスクおよび不確実性が内在しています。したがって、業績・その他の将来の予測等に関する事項は、今後さまざまな要因によって本リリースの記載内容と大きく異なる結果となる可能性があります。 以 上
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