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ソフト99コーポレーションのニュース
■業績動向
● 2018年3月期第2四半期累計業績の概要
ソフト99コーポレーション<4464>は、カーワックスや洗浄剤、補修材などのカー用品大手。子会社で展開するポーラスマテリアル事業は半導体製造用の精密洗浄材で高シェアを持つ。
2018年3月期第2四半期の連結業績は売上高が前年同期比5.5%増の11,666百万円、営業利益が同24.8%増の1,423百万円、経常利益が同21.2%増の1,493百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.1%増の990百万円となり期初会社計画を上回る好決算となった。主力のファインケミカル事業やポーラスマテリアル事業が揃って2ケタ増益と好調に推移したことが主因だ。
ファインケミカル事業の売上高は前年同期比6.3%増の5,719百万円、営業利益は同19.5%増の730百万円となった。売上高は海外向けが同39.0%増の806百万円と大幅増収となったほか、業務用製品が同8.2%増の742百万円、一般用ガラスケア製品が同4.6%増の1,756百万円とそれぞれ伸長した。海外については欧州向けに丸缶ワックスが急伸したほか、台湾でも現地代理店と協働して小売店での売り場構築を進めるなど営業強化に取り組んだ効果で販売が伸びるなど、全ての地域で増収となった。また、新規市場としてインドでの販売もスタートした。また、業務用製品については、得意先である中古車ディーラー向けや自動車メーカーのOEM向けがそれぞれ順調に拡大した。利益面では、増収効果に加えて採算の良い業務用製品が伸びたこと、海外向け粗利益率が改善したことなどが増益要因となった。
一方、ポーラスマテリアル事業の売上高は前年同期比9.0%増の2,756百万円、営業利益は同32.2%増の472百万円となった。半導体業界向け洗浄材が好調に推移したことが増収増益要因となった。半導体市場の拡大を背景に、国内においては半導体メーカーからの受注が旺盛だったほか、新規製造装置での導入も進んだ。また海外においても米国、韓国のメーカーを中心に好調に推移した。市場別の売上高では半導体向けを含む産業資材品が前年同期比11.9%増の2,015百万円、家庭用等の生活資材品が同1.5%増の741百万円となった。
そのほか、サービス事業や不動産関連事業についても不動産関連事業に含まれる温浴事業が減収となった以外は、全て増収となり、利益面でも増益となった。
■Key Points
・2018年3月期業績はなお保守的な印象
・中期経営計画では市場環境の変化に対応し、既存市場でのシェアを維持しつつ新市場開拓や新規事業の創出に注力する
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<TN>
● 2018年3月期第2四半期累計業績の概要
ソフト99コーポレーション<4464>は、カーワックスや洗浄剤、補修材などのカー用品大手。子会社で展開するポーラスマテリアル事業は半導体製造用の精密洗浄材で高シェアを持つ。
2018年3月期第2四半期の連結業績は売上高が前年同期比5.5%増の11,666百万円、営業利益が同24.8%増の1,423百万円、経常利益が同21.2%増の1,493百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.1%増の990百万円となり期初会社計画を上回る好決算となった。主力のファインケミカル事業やポーラスマテリアル事業が揃って2ケタ増益と好調に推移したことが主因だ。
ファインケミカル事業の売上高は前年同期比6.3%増の5,719百万円、営業利益は同19.5%増の730百万円となった。売上高は海外向けが同39.0%増の806百万円と大幅増収となったほか、業務用製品が同8.2%増の742百万円、一般用ガラスケア製品が同4.6%増の1,756百万円とそれぞれ伸長した。海外については欧州向けに丸缶ワックスが急伸したほか、台湾でも現地代理店と協働して小売店での売り場構築を進めるなど営業強化に取り組んだ効果で販売が伸びるなど、全ての地域で増収となった。また、新規市場としてインドでの販売もスタートした。また、業務用製品については、得意先である中古車ディーラー向けや自動車メーカーのOEM向けがそれぞれ順調に拡大した。利益面では、増収効果に加えて採算の良い業務用製品が伸びたこと、海外向け粗利益率が改善したことなどが増益要因となった。
一方、ポーラスマテリアル事業の売上高は前年同期比9.0%増の2,756百万円、営業利益は同32.2%増の472百万円となった。半導体業界向け洗浄材が好調に推移したことが増収増益要因となった。半導体市場の拡大を背景に、国内においては半導体メーカーからの受注が旺盛だったほか、新規製造装置での導入も進んだ。また海外においても米国、韓国のメーカーを中心に好調に推移した。市場別の売上高では半導体向けを含む産業資材品が前年同期比11.9%増の2,015百万円、家庭用等の生活資材品が同1.5%増の741百万円となった。
そのほか、サービス事業や不動産関連事業についても不動産関連事業に含まれる温浴事業が減収となった以外は、全て増収となり、利益面でも増益となった。
■Key Points
・2018年3月期業績はなお保守的な印象
・中期経営計画では市場環境の変化に対応し、既存市場でのシェアを維持しつつ新市場開拓や新規事業の創出に注力する
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<TN>
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