石原ケミ、4-6月期(1Q)経常は7％増益で着地、今期配当を4円増額修正

　石原ケミカル <4462> [東証Ｐ] が7月28日後場(13:30)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比7.2％増の7.4億円に伸び、4-9月期(上期)計画の13.6億円に対する進捗率は54.5％に達し、5年平均の46.9％も上回った。

　同時に、今期の上期配当を従来計画の15円→17円に増額し、下期配当も従来計画の15円→17円に増額修正した。年間配当は34円となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の13.1％→12.9％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、業績に裏付けられた安定的で継続的な配当を行うことを基本としつつ、業績に応じた増配を検討するなど弾力的な還元策をはかっていくことを方針としております。　2023年３月期の配当予想につきまして、上記の方針並びに足元の業績が順調に推移し通期の連結業績予想どおりの着地が見込まれること、足元の資金需要、財務状況等を総合的に勘案し、中間配当金及び期末配当金をいずれも前回予想から2円引き上げ、１株当たり17円に修正いたします。これにより、年間配当金は、１株当たり34円（過去最高の年間配当額）となる予定であります。