ミンカブ、前期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ミンカブ・ジ・インフォノイド <4436> [東証Ｍ] が5月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の6.8億円→7.3億円(前の期は5億円)に7.4％上方修正し、増益率が34.9％増→44.8％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.3億円→4.8億円(前年同期は3.7億円)に11.5％増額し、増益率が16.7％増→30.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期の当社連結業績は、コロナ禍の厳しい外部環境においても、2022年３月期以降の成長の継続の下地にもなる再現性の高いサブスクリプション型の売上高の成長を中心に拡大し、概ね期初開示計画に沿って順調に推移いたしました。また、メディア事業の広告収入も広告市況の悪化に伴うネットワーク広告の単価下落の影響が生じましたが、純広告収入を中心に拡大した結果、2020年３月期実績並びに期初計画を上回る見込みとなりました。結果、本日時点で、売上高、EBITDA、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益の各項目について計画を上回る見込みとなったことをお知らせいたします。なお、2022年３月期の連結業績予想については、コロナ禍の外部環境が継続する前提を認識した上で、足もとの利益成長の継続に加え、2023年３月期以降の早期の100億円の売上高の到達の明確化と利益成長の加速、さらに、その後の将来の大きな成長のための準備も並行してまいります。これら、計画の詳細は、2021年５月14日に開示いたします。ご参考といたしまして、2021年３月期四半期業績推移（第４四半期及び通期は予想値）、及び2021年３月期通期連結業績予想の前期比較はPDFファイルをご参照下さい。※業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因により異なる可能性があります。