フレクト、前期経常を一転8％増益に上方修正・最高益更新へ

　フレクト <4414> [東証Ｇ] が4月18日大引け後(17:45)に業績修正を発表。23年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1.9億円→2.5億円(前の期は2.4億円)に30.3％上方修正し、一転して7.5％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の1.5億円→2.1億円(前年同期は1億円)に39.2％増額し、増益率が44.3％増→2.0倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年３月期第３四半期において、開発リソースの追加を要するプロジェクトが発生し、プロジェクト損失（原価）を計上したことから、2023年２月９日に通期業績予想を修正いたしました。公表した業績予想は慎重に見通した数値となっておりましたが、旺盛な大手企業のDX支援の引き合いを背景に、想定以上に案件獲得が進んだことから、売上高は業績予想を上回って推移しました。また、品質担保のために開発リソースのコスト（原価）を余剰に確保していたことから、売上増に伴った開発コストの増加が抑制され、売上総利益以下の各段階利益についても業績予想を上回って推移しました。以上の状況により、上記のとおり通期業績予想を修正いたしました。※ 本資料に記載された業績予想は、本資料の日付時点において入手可能な情報による判断及び前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。