793円
ハリマ化成グループのニュース
■パレモ・HD <2778> 251円 (+10円、+4.2%)
パレモ・ホールディングス <2778> [東証S]が3連騰。全般地合い悪の間隙を縫って上値追い加速、連日の年初来高値更新と気を吐いた。レディースアパレルや雑貨をチェーン展開し、筆頭株主の西松屋チェーン <7545> [東証P]との事業連携を模索している。足もとの業績も好調で7月度の既存店ベース月次上高は前年同月比17.1%増と2ケタ伸長を達成、5ヵ月連続で前年実績を上回ったが、直近3ヵ月を振り返っても5月度は31.7%増、6月度は18.9%増と高水準の伸びが目を引く。今期を初年度とする中期計画も注目され、25年2月期営業利益は9億円と今期予想比2.6倍の高変化を見込んでいる。
■サンリオ <8136> 3,600円 (+135円、+3.9%)
サンリオ <8136> [東証P]が大幅高で3日続伸、年初来高値を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付で同社の投資判断「Neutral(中立)」を据え置き、目標株価を前回の2660円から3110円に引き上げたことが好感されたようだ。レポートでは、23年3月期から27年3月期の営業利益予想を上方修正すると報告。アリババ子会社とのマスターライセンス契約締結効果を考慮し、想定を上回る中国売上拡大から海外利益予想を増額した。また、今後の注目点として、「サンリオキャラクターズ ミラクルマッチ」など新しいスマホゲームの売上動向、「バーチャルサンリオピューロランド」などメタバースの構築による収益効果、やる気スイッチグループHDとの資本提携効果による教育ビジネスの拡大を挙げている。
■アプリックス <3727> 151円 (+5円、+3.4%)
アプリックス <3727> [東証G]が大幅反発。18日朝方、新サービス「Beaconセキュリティサービス」の提供開始と、同サービスについてクラウドソリューション事業を展開するキャップクラウド(東京都千代田区)のシステムに採用されたことを発表。これが材料視され、一時13%高の165円まで買われる場面があった。同サービスは、ビーコンを使ったサービスが開始できるロケーションビーコン「MyBeaconシリーズ」のなりすまし防止機能を活用したもの。キャップクラウドが提供する打刻ロケーションシステム「anyplace(エニイプレイス)」に採用された。
■三光合成 <7888> 418円 (+13円、+3.2%)
三光合成 <7888> [東証P]が大幅続伸。全般地合い悪に抗して買い優勢の展開となり、5日移動平均線を足場に400円近辺のもみ合いを上放れてきた。同社はバンパーをはじめとする自動車向けを中心に工業用樹脂部品を手掛けるが、自動車生産の回復を受けて業績は堅調に推移している。23年5月期は営業利益段階で前期比10%増の28億円予想と2ケタ成長を見込んでいる。また、中期的には世界的な電気自動車(EV)シフトの動きも追い風で、軽量化が課題となるEVは内燃機関を持たないことから、ガソリン車よりも樹脂部品の部品点数が増えるため同社の収益機会拡大につながる。一方、足もとファンダメンタルズ面のアプローチでも、時価予想PERは6倍台、PBRは0.5倍台で株価の水準訂正余地が意識されている。
■PI <4290> 698円 (+17円、+2.5%)
プレステージ・インターナショナル <4290> [東証P]が3日続伸。同社は17日、子会社のプレステージ・グローバルソリューションがインドで邦人向けのクリニックを開院したと発表しており、新たな買い手掛かりとなったようだ。クリニックの開院は、総合病院で受診する患者数の多さ、長時間の待ち時間、不透明な医療費などの課題に対して、軽症の症状でも気軽に受診でき、透明性のある医療費で医療サービスを提供することが目的。今後はアジアや中南米でも同様のクリニックを開院し、海外での邦人向けサービスと事業の拡大を目指すとしている。
■エアトリ <6191> 2,767円 (+65円、+2.4%)
エアトリ <6191> [東証P]が反発。17日の取引終了後、投資事業の一環として、CtoCサービスに特化したプラットフォームを提供するC2C Platform(東京都港区)へ追加出資を実施したと発表しており、これが材料視されたようだ。C2C社は、ダイレクトマッチングサービスを展開する事業者に対して、ビジネス戦略設計から関与し、システム開発、マーケティング、資金調達など事業の成長に必要な機能を一気通貫で提供している企業。将来的な上場も視野に入れているという。
■オンコリス <4588> 546円 (+11円、+2.1%)
オンコリスバイオファーマ <4588> [東証G]が5日続伸。17日の取引終了後、ライセンス供与先の米トランスポゾン・セラピューティクスが実施している核酸系逆転写酵素阻害剤「OBP-601」の進行性核上性麻痺(PSP)を対象としたフェーズ2a臨床試験において、42例の組み入れが行われ患者登録が完了したと発表。これが材料視されたようだ。なお、同件による今期業績への影響はないとしている。
■コマースワン <4496> 886円 (+11円、+1.3%)
コマースOneホールディングス <4496> [東証G]が続伸。同社は17日の取引終了後、グループ会社のフューチャーショップが運営するECサイト構築プラットフォーム「futureshop」シリーズの4-6月期流通額が前年同期比1.7%増となったと発表。これが好感されたようだ。
■ハリマ化成G <4410> 900円 (+9円、+1.0%)
ハリマ化成グループ <4410> [東証P]が全体下落相場に逆行し6日続伸と気を吐いた。松脂化学品の草分けで製紙用薬品や電子材料でも高い実績を有している。足もとの業績は好調で22年4-6月期はトップラインが前年同期比27%増収と大幅な伸びを達成し、増収効果をバネに営業利益は同67%増の13億4000万円と急拡大した。第1四半期時点で対通期進捗率はほぼ50%に達しており、通期業績の上振れ期待が大きい。同社株は今月1日に一時値幅制限いっぱいに買われる急騰を演じ、いったん調整を入れたものの800円台前半では押し目買いが高水準で、その後切り返しに転じている。PERが9倍前後でPBRは0.5倍台、配当利回りが4.6%台と株価指標面からの割安さが際立つ。テクニカル的に特筆されるのは陽線の多さだ。急騰直後は大陰線を引いたものの、その日を除けばもみ合い局面でも陽線を連ねており、値動きの荒い朝方ではなく、取引後半にかけて実需買いが継続的に流入していることを示唆している。
※18日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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