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*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~マイクロンの下落影響も押し目買い意欲は強い~
27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■マイクロンの下落影響も押し目買い意欲は強い
■大同特鋼、24/3営業利益 15.5%減 422億円、25/3予想 13.6%増 480億円
■前場の注目材料:SCREENHD、26年めど2次元光位相変調装置を開発、衛星通信「テラ級」に
■マイクロンの下落影響も押し目買い意欲は強い
27日の日本株市場は、過熱を冷ます形での利食い優勢の相場展開になりそうだ。26日の米国市場は、NYダウが15ドル高、ナスダック87ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)の高官が相次いで利下げを急がない姿勢を示したことで利下げ期待が後退した。FRBが重視する個人消費支出(PCE)価格指数の発表を週末に控え慎重ムードが広がるなか、人工知能(AI)をめぐる期待を背景にハイテク株が底堅く推移し、相場を支えた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比205円安の39415円。円相場は1ドル160円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで終盤にかけて弱含み、一時39330円まで売られた。前日の日中取引で一時39790円まで買われ、過熱感が警戒されやすいところだったこともあり、過熱を冷ます形での調整になりそうだ。
為替市場ではドル円が一時1ドル=160円80銭台に乗せるなど円安が進行しており、これを受けた米長期金利の上昇が米国市場での重荷となっていた。介入観測がくすぶるなか、為替の急激な変動によるリバランスの動きには注意しておきたいところだろう。また、取引終了後に決算を発表した米マイクロン・テクノロジーは、業績見通しが予想に届かなかったとして、時間外取引では7%近く下落しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となりそうだ。
昨日の日経平均株価は6月半ばの戻り高値と5月の戻り高値を突破し、4月半ば以来の水準を回復した。直近の戻り高値水準である39400円辺りが支持線に変わったため、同水準では押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。また、マイクロンの下落影響からハイテク株には売り仕掛け的な動きが入りやすいだろうが、アマゾン・ドット・コムの時価総額2兆ドル乗せなどハイテク株への押し目買い意欲は強そうである。
■大同特鋼、24/3営業利益 15.5%減 422億円、25/3予想 13.6%増 480億円
大同特鋼<5471>が発表した2024年3月期業績は、売上収益が前期比0.1%減の5785.64億円、営業利益は同15.5%減の422.50億円だった。2025年3月期業績は、売上収益が前期比3.7%増の6000億円、営業利益は同13.6%増の480億円を計画。コンセンサス(470億円程度)を上回る。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39667.07、+493.92)
・NYダウは上昇(39127.80、+15.64)
・ナスダック総合指数は上昇(17805.16、+87.50)
・1ドル=160.70-80円
・VIX指数は下落(12.55、-0.29)
・米原油先物は上昇(80.90、+0.07)
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・SCREENHD<7735>26年めど2次元光位相変調装置を開発、衛星通信「テラ級」に
・ジェイテクト<6473>社長「要素技術融合、基盤を構築」、高付加価値製品に重点
・東洋証券<8614>社長に小川氏、桑原氏再任辞退、異例の展開
・武田薬<4502>持続的成長に自信、過剰配当に懸念も
・前田工繊<7821>三井化学産資を56億円で買収、土木・建築資材拡大
・日機装<6376>韓国に液化水素20拠点、米子会社通じ納入
・MonotaRO<3064>入荷工程効率化、生産性1.5倍に
・井関農機<6310>畑作耕起時間3分の1、中型トラクター用装着作業機
・アンリツ<6754>ローカル5G可視化、NTT東ラボにシステム展示
・三菱電機<6503>製品外装に再生樹脂、廃家電由来、強度を向上
・GMOグローバルサインHD<3788>wolfSSLと協業、IoT機器内データを保護
・日立<6501>鉄道で存在感、世界に拠点、1兆円事業
・大日本印刷<7912>経口剤向け包材、乾燥剤なしで湿度一定、提供開始
・BBセキュリティ<4398>兼松エレと、海外拠点向けサイバー対策で協業
・カネカ<4118>生分解性ポリマーの量産化に着手、兵庫・高砂に専用設備
・戸田建設<1860>鉄骨工事を省力化、タワークレーン遠隔操作
・新日本電工<5563>高性能蓄熱材料を超小型衛星向けに供給、電源温度を安定化
・野村不動産HD<3231>東神開発など4者で、ベトナムで大規模都市開発に参画
・大王製紙<3880>フッ素不使用の耐油紙、食品包装・敷き紙向け
・ユニチカ<3103>非金属触媒用いたポリエステル重合技術、工業化技術確立
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 中・5月工業企業利益(4月:前年比+4.0%) <ST>
■マイクロンの下落影響も押し目買い意欲は強い
■大同特鋼、24/3営業利益 15.5%減 422億円、25/3予想 13.6%増 480億円
■前場の注目材料:SCREENHD、26年めど2次元光位相変調装置を開発、衛星通信「テラ級」に
■マイクロンの下落影響も押し目買い意欲は強い
27日の日本株市場は、過熱を冷ます形での利食い優勢の相場展開になりそうだ。26日の米国市場は、NYダウが15ドル高、ナスダック87ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)の高官が相次いで利下げを急がない姿勢を示したことで利下げ期待が後退した。FRBが重視する個人消費支出(PCE)価格指数の発表を週末に控え慎重ムードが広がるなか、人工知能(AI)をめぐる期待を背景にハイテク株が底堅く推移し、相場を支えた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比205円安の39415円。円相場は1ドル160円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで終盤にかけて弱含み、一時39330円まで売られた。前日の日中取引で一時39790円まで買われ、過熱感が警戒されやすいところだったこともあり、過熱を冷ます形での調整になりそうだ。
為替市場ではドル円が一時1ドル=160円80銭台に乗せるなど円安が進行しており、これを受けた米長期金利の上昇が米国市場での重荷となっていた。介入観測がくすぶるなか、為替の急激な変動によるリバランスの動きには注意しておきたいところだろう。また、取引終了後に決算を発表した米マイクロン・テクノロジーは、業績見通しが予想に届かなかったとして、時間外取引では7%近く下落しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となりそうだ。
昨日の日経平均株価は6月半ばの戻り高値と5月の戻り高値を突破し、4月半ば以来の水準を回復した。直近の戻り高値水準である39400円辺りが支持線に変わったため、同水準では押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。また、マイクロンの下落影響からハイテク株には売り仕掛け的な動きが入りやすいだろうが、アマゾン・ドット・コムの時価総額2兆ドル乗せなどハイテク株への押し目買い意欲は強そうである。
■大同特鋼、24/3営業利益 15.5%減 422億円、25/3予想 13.6%増 480億円
大同特鋼<5471>が発表した2024年3月期業績は、売上収益が前期比0.1%減の5785.64億円、営業利益は同15.5%減の422.50億円だった。2025年3月期業績は、売上収益が前期比3.7%増の6000億円、営業利益は同13.6%増の480億円を計画。コンセンサス(470億円程度)を上回る。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39667.07、+493.92)
・NYダウは上昇(39127.80、+15.64)
・ナスダック総合指数は上昇(17805.16、+87.50)
・1ドル=160.70-80円
・VIX指数は下落(12.55、-0.29)
・米原油先物は上昇(80.90、+0.07)
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・SCREENHD<7735>26年めど2次元光位相変調装置を開発、衛星通信「テラ級」に
・ジェイテクト<6473>社長「要素技術融合、基盤を構築」、高付加価値製品に重点
・東洋証券<8614>社長に小川氏、桑原氏再任辞退、異例の展開
・武田薬<4502>持続的成長に自信、過剰配当に懸念も
・前田工繊<7821>三井化学産資を56億円で買収、土木・建築資材拡大
・日機装<6376>韓国に液化水素20拠点、米子会社通じ納入
・MonotaRO<3064>入荷工程効率化、生産性1.5倍に
・井関農機<6310>畑作耕起時間3分の1、中型トラクター用装着作業機
・アンリツ<6754>ローカル5G可視化、NTT東ラボにシステム展示
・三菱電機<6503>製品外装に再生樹脂、廃家電由来、強度を向上
・GMOグローバルサインHD<3788>wolfSSLと協業、IoT機器内データを保護
・日立<6501>鉄道で存在感、世界に拠点、1兆円事業
・大日本印刷<7912>経口剤向け包材、乾燥剤なしで湿度一定、提供開始
・BBセキュリティ<4398>兼松エレと、海外拠点向けサイバー対策で協業
・カネカ<4118>生分解性ポリマーの量産化に着手、兵庫・高砂に専用設備
・戸田建設<1860>鉄骨工事を省力化、タワークレーン遠隔操作
・新日本電工<5563>高性能蓄熱材料を超小型衛星向けに供給、電源温度を安定化
・野村不動産HD<3231>東神開発など4者で、ベトナムで大規模都市開発に参画
・大王製紙<3880>フッ素不使用の耐油紙、食品包装・敷き紙向け
・ユニチカ<3103>非金属触媒用いたポリエステル重合技術、工業化技術確立
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 中・5月工業企業利益(4月:前年比+4.0%) <ST>
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