川口化は５日続伸、コスト上昇による販売価格への転嫁で２２年１１月期業績予想を上方修正

　川口化学工業<4361.T>は５日続伸。４日の取引終了後、２２年１１月期の連結業績予想について、売上高を８２億５０００万円から８４億５０００万円（前期比６．４％増）へ、営業利益を３億から３億６０００万円（同５．５％減）へ、純利益を２億円から２億７０００万円（同４．０％減）へ上方修正しており、これが好感されている。

　上期において、環境の変化に柔軟に対応した全社規模でのコストダウンに加えて、一部コスト上昇に応じた販売価格への転嫁ができたことが要因としている。

　同時に発表した第２四半期累計（２１年１２月～２２年５月）決算は、売上高３９億４６００万円（前年同期比１．６％増）、営業利益２億２６００万円（同１６．２％減）、純利益１億７９００万円（同８．３％減）だった。

出所：MINKABU PRESS