ブランジスタが続急騰、底練りを経て「神の手」リターンズ

　ブランジスタ<6176.T>が大幅高で３連騰。テクニカル的にも２カ月以上にわたる底練りで売り玉がこなれており、一気に浮上の気配だ。同社が配信するスマートフォン向けゲーム「神の手」を材料に投機資金が集結４月から５月にかけて急騰したが、その後は急反落し結局、株価は往って来いとなる状況にあった。

　市場では「全般手掛かり材料難のなかにあって、『神の手』を再び手掛かり材料としてハヤす動きが出ている。ただ、実態はデイトレードで値動きの良いものにつくという、個人投資家の短期資金の思惑を象徴した動き。ここ最近、同社の親会社であるネクシィーズグループ<4346.T>が一足先に底値離脱の動きをみせていたことで、連想も働いたようだ」（準大手証券ストラテジスト）とする声があった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）