1,438円
インテージホールディングスのニュース
■トーホー <8142> 3,780円 (+700円、+22.7%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。トーホー <8142> [東証P]がストップ高。6日の取引終了後に24年1月期連結業績予想の上方修正を発表。売上高を2230億円から2390億円(前期比10%増)へ、営業利益を45億円から65億円(同78%増)へ引き上げており、これを好感した買いが入った。業務用食品卸売事業を中心に業況の改善が想定を上回り、前回6月の上方修正から更に上振れする見込みとなった。現在進めている食品スーパー事業の譲渡について、今回の業績修正では期末時点でも同事業を継続している前提で見通しを立てた。あわせて、年間配当予想を60円から70円(前期35円)に増額した。
■インテージH <4326> 2,298円 (+400円、+21.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率2位。インテージホールディングス <4326> [東証P]がストップ高。日本電信電話 <9432> [東証P]傘下のNTTドコモが6日の取引終了後、インテージHに対し株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。NTTドコモは連結子会社化を目的とする。NTTドコモが持つ顧客基盤とインテージHのデータ収集・分析などの知見やノウハウを活用し、企業のマーケティング課題の解決につなげる。インテージHに対しては、事業へのポジティブな影響を期待した買いが集まったようだ。TOB価格は1株2400円。買付予定数の下限は1538万9700株で、上限は1962万1900株に設定した。TOB成立後もインテージHの上場は維持される。買付期間は9月7日から10月16日まで。インテージHはTOBに賛同の意見を表明した。
■トラースOP <6696> 430円 (+45円、+11.7%) 一時ストップ高
トラース・オン・プロダクト <6696> [東証G]が急反騰、一時ストップ高となった。同社は6日取引終了後NX総合研究所(東京都千代田区)が運営する倉庫作業分析ツール「ろじたん」に、自社が開発したウェアラブル端末「Cygnus2(シグナス2)」の提供を開始したと発表。シグナス2は、顧客の利用用途に応じて各種アプリケーションを1つのウェアラブルデバイスに搭載した生産性向上・業務効率化を実現する製品。これまで、ウェアラブル端末ならではの大幅な作業効率(ハンズフリー、ピッキング人材の適正配置、Wifi倉庫内通話など)の向上実績が大手運送会社を中心に積み上がってきており、更に顧客のニーズに応じたカスタマイズも柔軟に対応可能であることから、主に物流施設、工場などから多くの問い合わせ及び商談が進んでいるという。
■丹青社 <9743> 848円 (+67円、+8.6%)
東証プライムの上昇率3位。丹青社 <9743> [東証P]が急反発。6日の取引終了後に2-7月期(上期)連結業績予想の上方修正を発表しており、これを好感した買いが集まった。売上高を370億円から388億円(前年同期比22.8%増)、営業利益を10億円から13億円(同2.0倍)へそれぞれ引き上げた。新型コロナウイルスの影響による経済活動の制限が緩和されたことにより、商業その他施設事業で需要が回復。売上高の増加に伴い、利益も伸びる見通しだ。なお、通期予想は据え置いた。
■クラダシ <5884> 573円 (+40円、+7.5%)
クラダシ <5884> [東証G]が急反発。6日の取引終了後、同社と愛媛県宇和島市、愛媛銀行 <8541> [東証P]が地域活性化とフードロス削減に向けた連携協定を締結したと発表した。サービス拡大に寄与すると受け止めた投資家の買いを誘ったようだ。連携協定の締結に伴って、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施。宇和島市の人手不足やフードロスの課題解決に向けた活動を展開する。
■JMC <5704> 1,188円 (+74円、+6.6%)
JMC <5704> [東証G]が急反発。8月15日、8月24日、9月4日と3回にわたり大きなマドを開け、その後もマド埋めの動きを全く見せることなく上値を強烈に指向している。3Dプリンターを使った樹脂部品や砂型鋳造を使った金属部品の製造を主力事業とするが、ここ 電気自動車(EV)用部品案件の引き合いが活発化、今後も増勢が予想される。23年12月期営業利益は前期比20%増の4億2000万円を見込むが、進捗率を考慮して一段の上振れが濃厚だ。
■タダノ <6395> 1,312.5円 (+78円、+6.3%)
東証プライムの上昇率6位。タダノ <6395> [東証P]が9日続急伸。同社は建設用クレーンで世界首位級を誇る建機メーカー。国内での大型公共工事を中心とした堅調な需要に支えられ、1-6月期決算は売上高が1332億6700万円(前期変則決算、前年同時期との比較では19%増)、営業利益が87億9700万円(同2.3倍)。決算とあわせて23年12月期の上方修正も発表した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が6日付で同社の格付けを引き上げており、7日はこれを手掛かりに上げ足を強めた。
■きずなHD <7086> 1,766円 (+101円、+6.1%)
きずなホールディングス <7086> [東証G]が急反発。SMBC日興証券が6日付で投資評価「1」、目標株価2500円で新規にカバレッジを開始したことが材料視された。同証券によると、コロナ禍を経た生活者の葬儀に対する価値観の変化が同社のビジネスモデルに追い風に働くと指摘。積極的な新規出店で業績の拡大が見込まれるという。
■コメ兵HD <2780> 5,810円 (+280円、+5.1%)
コメ兵ホールディングス <2780> [東証S]が4日ぶり急反発。楽天グループ <4755> [東証P]は7日、自社が運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」で、コメ兵HD傘下のコメ兵と商品を購入したユーザーが必要に応じて商品の検品を依頼することができる「ラクマ鑑定サービス」を共同で試験提供することで合意したと発表。ラクマ鑑定サービスは、コメ兵が自社の基準に沿ってブランド品を検品するサービス「KOMEHYOカンテイ」と連携し、「楽天ラクマ」のユーザー向けに提供するもの。9月下旬からサービスの案内を開始する予定だとしている。
■オンワード <8016> 553円 (+25円、+4.7%)
オンワードホールディングス <8016> [東証P]が大幅続伸。530円台近辺で売り物をこなし上値を慕う展開となった。株価は8月23日に急反発して水準を切り上げた後、強含み横ばいの推移だったが、このもみ合いを上放れることができるかが注目される。リオープン(経済再開)を追い風に売り上げ増勢が続いており、6日取引終了後に発表された8月の既存店売上高は前年同月比13.0%増と増収基調を継続、これを受けて買い安心感が広がった。24年2月期業績は期初予想を上方修正し、営業利益段階で前期比9割増の100億円を予想。株価に値ごろ感があるほか、PBR1倍復帰にあと一歩に迫っていることで、ここからの攻防に関心が集まりそうだ。
■ユシロ <5013> 1,563円 (+65円、+4.3%)
ユシロ化学工業 <5013> [東証S]が大幅続伸。時価は2018年10月以来約5年ぶりの高値水準となった。金属工作用油剤の最大手で自動車業界向けを主力に切削油剤が収益の主柱を担っている。ここ自動車生産の回復は同社にとっても強力な追い風となっているが、23年4-6月期の営業利益は前年同期比3.5倍の6億8600万円と急増した。これを受けて、24年3月期通期見通しについて第1四半期時点にもかかわらず大幅上方修正、同利益は従来予想の20億2000万円から28億9000万円(前期比2.8倍)に増額した。世界的な電気自動車(EV)シフトが進むなか、同社はEVのモーターコイル加工に使う油剤需要でも収益機会を捉えており、EV関連株の一角としても注目度が高まっている。
■スカパーJ <9412> 712円 (+27円、+3.9%)
スカパーJSATホールディングス <9412> [東証P]が大幅続伸。6日の取引終了後、上限1000万株(自己株式を除く発行済み株数の3.4%)または50億円とする自社株買いの実施を発表しており、これが好感された。期間は9月7日から来年4月30日まで。このうち、150万株(自己株式を除く発行済み株数の0.5%)を上限に7日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると同日あわせて発表した。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、スカパーJは7日に予定通り150万株を買い付けた。
※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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