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電通グループのニュース
15日の日経平均は4営業日続落。303.70円安の26326.16円(出来高概算12億2000万株)と心理的な節目である26500円を下回って取引を終えた。日本時間のあす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から買い見送りムードが強まり、総じて売りが先行する展開となった。また、後場に入り、「欧州中央銀行(ECB)が15日に臨時理事会を開催する」と伝わると、欧州においても金融引き締め強化への動きが強まるとの警戒から、後場終盤にかけて短期筋による株価指数先物売りなどによって下げ幅を広げた。
東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、パルプ紙、銀行、証券商品先物、海運の4業種が上昇。一方、石油石炭、鉱業、電気ガス、機械、精密機器、卸売など29業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、NTTデータ<9613>、電通グループ<4324>、スズキ<7269>、ホンダ<7267>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>、コナミHD<9766>が軟調だった。
前日の米国市場は、FOMCでの0.75%の利上げを急速に織り込む形で米長期金利が一時3.5%近辺まで上昇し投資家心理は悪化。NYダウ、S&P500はともに下落した一方、急ピッチの下げなどからナスダック指数とSOX指数は小幅に上昇に転じて引けた。日経平均は小幅安スタートとなり、取引開始直後には26638.76円とプラスに転じる場面もあった。ただし、FOMC後の米国市場の動きが読み切れないだけに、買いは続かず、次第に見送りムードが強まっていた。
市場の関心はFOMCでの利上げ幅とドットチャートの行方だ。米国の金利先物市場は0.75%の利上げを完全に織り込んでおり、エコノミストの予想は0.5%もしくは0.75%の利上げで見方が分かれている。関係者からは「利上げ幅が0.75%にまで拡大するのか、9月会合から年末までの利上げペースがどうなるのか、来年から再来年に予防的な利下げを示唆する材料が出てくるかどうかだ」とみている。また、その後に予定されるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見で「景気を冷やしてでもインフレを抑制する姿勢が強く示されるのかどうかも見定めたい」とされ、会見内容にも関心が集まっている。
<FA>
東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、パルプ紙、銀行、証券商品先物、海運の4業種が上昇。一方、石油石炭、鉱業、電気ガス、機械、精密機器、卸売など29業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、NTTデータ<9613>、電通グループ<4324>、スズキ<7269>、ホンダ<7267>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>、コナミHD<9766>が軟調だった。
前日の米国市場は、FOMCでの0.75%の利上げを急速に織り込む形で米長期金利が一時3.5%近辺まで上昇し投資家心理は悪化。NYダウ、S&P500はともに下落した一方、急ピッチの下げなどからナスダック指数とSOX指数は小幅に上昇に転じて引けた。日経平均は小幅安スタートとなり、取引開始直後には26638.76円とプラスに転じる場面もあった。ただし、FOMC後の米国市場の動きが読み切れないだけに、買いは続かず、次第に見送りムードが強まっていた。
市場の関心はFOMCでの利上げ幅とドットチャートの行方だ。米国の金利先物市場は0.75%の利上げを完全に織り込んでおり、エコノミストの予想は0.5%もしくは0.75%の利上げで見方が分かれている。関係者からは「利上げ幅が0.75%にまで拡大するのか、9月会合から年末までの利上げペースがどうなるのか、来年から再来年に予防的な利下げを示唆する材料が出てくるかどうかだ」とみている。また、その後に予定されるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見で「景気を冷やしてでもインフレを抑制する姿勢が強く示されるのかどうかも見定めたい」とされ、会見内容にも関心が集まっている。
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