1,934円
セキュアのニュース
■ダイワ通信 <7116> 1,914円 (+400円、+26.4%) ストップ高
ダイワ通信 <7116> [東証S]がストップ高。同社は19日、ヤマトホールディングス <9064> [東証P]傘下のヤマト運輸との間で、AI顔認証送迎用バス置き去り防止安全装置「Face Roll Call(フェイス・ロール・コール)」の取り付け業務委託契約を締結したと発表。これを買い材料視する見方が急速に強まったようだ。これにより、ヤマトグループが持つ物流と自動車整備の全国ネットワークやノウハウを活用し、送迎バスを保有する事業者へ直接訪問した上での設置作業が可能になるという。同装置は国土交通省が策定したガイドラインに適合した製品として、内閣府が作成する適合品リストに掲載されている。
■NOK <7240> 1,779円 (+238円、+15.4%)
東証プライムの上昇率トップ。NOK <7240> [東証P]が急騰。同社は自動車向け油封部品(オイルシール)のトップメーカーで、高技術力をバネに電子デバイス分野への展開にも力を入れている。19日取引終了後、株主還元策の強化を発表、26年3月期を最終年度とする新中期経営計画期間中の3年間で総額675億円を下限とした株主還元を実施することを発表、これがポジティブサプライズとなった。なお、23年3月期の年間配当については従来計画に25円増額し、75円とすることを発表している。同社株はPBRが0.5倍台と非常に低く、東証の低PBR改善要請にも反応する形となっており、目先物色人気が集中する格好となった。
■サイステップ <3810> 891円 (+100円、+12.6%)
サイバーステップ <3810> [東証S]が3日ぶりに急反騰。同社は20日、完全新作サンドボックスゲーム「テラビット」のPC/Steam版を午後3時にリリースすると発表しており、期待感が高まるかたちとなったようだ。このゲームは、多彩なギミックを組み合わせて自分だけのワールドを作ったり、好きなアバターを自由に身につけワールド内で遊んだり、作ったワールドを公開することで他の人とも一緒に遊べるマルチプレー対応のタイトル。なお、ニンテンドースイッチ版とスマートフォン版は5月下旬、プレイステーション4及び5版は6月以降にリリースする予定だとしている。
■セキュア <4264> 1,147円 (+120円、+11.7%)
セキュア <4264> [東証G]が急反騰。同社は20日、三井不動産 <8801> [東証P]が主導する「MFLP&LOGI Solution」にパートナー企業として参画すると発表。これが材料視されたようだ。MFLP&LOGIソリューションは、物流に関する課題に悩む企業に対し、ハード(物件・設備)とソフト(知見やノウハウ、パートナー企業とのネットワークなど)の両面から解決に導くとともに、その先の成長戦略も支援するコンサルティングサービス。セキュアは自社の人工知能(AI)画像認識技術を活用した監視カメラシステムや入退室管理システムで、セキュリティーの高い環境を維持しながら安心・安全な環境作りを実現するとしている。
■トゥルーD <4416> 621円 (+63円、+11.3%) 一時ストップ高
True Data <4416> [東証G]が急反騰、一時ストップ高となった。同社は19日取引終了後、小売業向け顧客ロイヤルティー向上ソリューション「Shopping Scan for LINE」の提供を開始すると発表。これが材料視されたようだ。このサービスは、購買データを有効活用してデジタル販促の効果を高められる点が大きな特徴で、販売開始は5月1日を予定。小売業のID-POSデータで顧客の購買行動や嗜好、ニーズを人工知能(AI) で分析し、顧客のグループ・クラスタリングにもとづいて、小売業のLINE公式アカウントからクーポンやセール情報などを配信することで、より顧客ニーズにあった体験を提供して満足度を高めることができるという。
■ウェルスナビ <7342> 1,269円 (+126円、+11.0%)
ウェルスナビ <7342> [東証G]が続急騰。19日の取引終了後、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の預かり資産が8000億円を突破したと発表したことが好感された。「WealthNavi」は、ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた「長期・積立・分散」の資産運用を自動で実現するサービス。16年7月に正式リリースし、今年4月18日時点で預かり資産8000億円を突破したという。
■DDHD <3073> 1,135円 (+108円、+10.5%)
東証プライムの上昇率3位。DDホールディングス <3073> [東証P]が4連騰、新値街道をまい進中だ。「わらやき屋」など居酒屋をはじめ複数の業態の飲食店を経営するが、訪日外国人観光客の急増で収益環境に強い追い風が吹いている。直近では19日取引終了後、同社の連結子会社であるダイヤモンドダイニングが東京都新宿区西新宿で運営している居酒屋店舗をリニューアルオープン(韓国大衆酒場ラッキーソウル)することを発表、一段の恩恵享受が期待される。また、同社はホテル事業も展開しており、こちらもインバウンド特需を取り込む公算が大きい。24年2月期は営業利益段階で前期比3.3倍の15億2400万円と急回復を予想している。
■Aiming <3911> 470円 (+39円、+9.1%)
Aiming <3911> [東証G]が続急伸。20日正午ごろ、RPG「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル」(通称「ダンクロ」)のサービス開始日が5月23日に決定したと発表しており、好材料視された。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(通称「ダンまち」)は、小説のシリーズ累計発行部数1200万部を超え、アニメはテレビシリーズ4期ほか外伝や劇場版も制作される人気作品。23年現在で原作10周年記念プロジェクトが進行中で、「ダンクロ」はこの記念プロジェクトの一つとして発表されている。なお、サービス開始に先駆け、事前登録を20日開始している。
■モダリス <4883> 303円 (+23円、+8.2%)
モダリス <4883> [東証G]が急反発。3月17日以来約1ヵ月ぶりとなる300円台回復を果たした。同社はゲノム編集技術を駆使して遺伝子治療薬の開発を手掛けるバイオベンチャーで、継続疑義注記銘柄ではあるが今後の医薬開発に対する期待も大きい。19日取引終了後、5月に開催される米国遺伝子細胞治療学会で、筋ジストロフィーのプレシジョン・メディシン(精密医療)であるMDL―101の有効性を裏付ける前臨床データを開示することを発表しており、これを手掛かり材料に投資資金が流入する格好となった。
■関門海 <3372> 256円 (+18円、+7.6%)
関門海 <3372> [東証S]が急反発。格安ふぐ料理店をチェーン展開するが、コロナ禍から脱して客足が復調し足もとの業績は回復色をみせている。ふぐ料理は訪日外国人にも人気があり、今後はインバウンド特需にも期待がかかる。そうしたなか、同社は19日取引終了後、株主優待券の対象を「税込4000円以上のコース料理すべて」(現行はとらふぐ料理「玄・醍醐・天楽」コースのみ)に変更することを発表した。顧客ニーズに対応し実質的な還元強化に相当する効果がある。これを手掛かり材料に投資資金を呼び込む形となった。
■メタリアル <6182> 1,576円 (+89円、+6.0%)
メタリアル <6182> [東証G]が続急伸し、年初来高値を更新した。同社は19日取引終了後、子会社のロゼッタがデータプラットフォーム提供事業などを行うAPTO(東京都渋谷区)と提携したと発表。これが材料視されたようだ。この提携は、大規模自然言語モデルなどのRLHF(Reinforcement Learning from Human Feedback)のアラインメント(各種調整)や、より高度な推論を達成するプロンプトエンジニアの養成と企業への提供を行うことを目的としたもの。求められる人材を1000人単位で育成するとしている。
■トレイダーズ <8704> 481円 (+24円、+5.3%)
トレイダーズホールディングス <8704> [東証S]が続急伸。19日の取引終了後、国内のスタートアップ企業への投資を目的としたコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)ファンド「トレイダーズ FinTech1号投資事業有限責任組合」を設立したと発表しており、好材料視された。高度な金融スキルを有するインベストメントLab(東京都中央区)の役職員が設立した組合を無限責任組合員、トレイダーズを有限責任組合員とする投資事業有限責任組合(LPS)形式で同ファンドを設立し、トレイダーズは同ファンドへ出資する。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。
■八洲電機 <3153> 1,306円 (+63円、+5.1%)
東証プライムの上昇率9位。八洲電機 <3153> [東証P]が4日続急伸。集計中の23年3月期連結業績について、営業利益が26億円から28億円(前の期比31.8%増)へ、純利益が17億円から19億円(同24.4%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。プラント事業における大型案件や産業・設備事業における設備工事案件が延伸したことにより、売上高は620億円から602億円(同0.3%増)へやや下振れたものの、プラント事業における付加価値の高いエンジニアリング案件に注力したことが奏功し利益は上振れたとしている。
※20日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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