恵和、上期経常を一転微増益に上方修正

　恵和 <4251> [東証２] が7月22日大引け後(18:00)に業績修正を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の3.4億円→5.2億円(前年同期は5.1億円)に51.2％上方修正し、一転して0.4％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の9.9億円(前期は9.4億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間の業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってリモートワークに必要となるノートPC等の需要が高まり光学フィルム関係の販売が計画を上回った半面、鉄鋼・製紙関連の需要が落ち込み産業用包装資材の販売が計画を下回りました。その結果、売上高は前回予想と同等程度となる見通しですが、損益については、利益率の高い製品分野の販売比率が上昇したことから、各利益とも前回予想を上回る見通しです。　なお、通期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの世界的な感染再拡大による経済活動の回復の遅れが懸念されることや、原材料価格の動向及び為替相場の先行き等も不透明である点に鑑み、前回発表の予想を据え置くことといたします。