積水化が３日ぶり小幅反落、１３年３月期経常益上方修正も買い材料視されず

積水化学工業<4204.T>が３日ぶりに小反落。先週末２５日引け後に１３年３月期連結業績見通しの修正を発表。売上高は前回予想の１兆３００億円（前期比６．７％増）を据え置いたが、経常利益は５８０億円から６００億円（同１０．８％増）に増額したが、買い材料視されていない。ただ、純利益は３１０億円から２８５億円（同０．４１％減）に減額した。最近の円安や研究開発促進税制の活用を織り込んだことが経常利益増額の要因。退職給付債務の計算方法を簡便法から原則法に変更することが純利益減額の要因だ。

積水化の株価は１０時２３分現在８７７円（▼２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）