＜チャートの視点＞＝保土谷、各移動平均線接近でチャート妙味高まる

　保土谷化学工業<4112.T>は、５日移動平均線（１７日時点：１９４円）と２５日移動平均線（同：１９８円）、７５日移動平均線（同：１９９円）が接近。きのう、一目均衡表で先行スパン１（１７日時点：１８７円）と先行スパン２（同：１９９円）で囲まれた範囲（雲）を突破したこととあわせ、チャート妙味が高まっている。１月３１日に１４年３月期通期連結業績予想を下方修正し、その後大きく値を下げたが、２月４日につけた年初来安値１６８円を底に出直り基調。３月２４日には特別損失の計上を発表したものの、株価への反応は特にみられず、４月３日には２１４円をつける場面があった。
　なお、１４年３月期の連結業績見通しは、売上高が３５８億円（前の期比１．７％増）、営業損益５０００万円の赤字（前の期実績は８億９８００万円の黒字）が予想されている。

保土谷の株価は１４時２２分現在２０３円（△１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）