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<動意株・14日>(前引け)=SEMTEC、大豊工業、rakumo

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/12/14 11:32
<動意株・14日>(前引け)=SEMTEC、大豊工業、rakumo  SEMITEC<6626.T>=買い人気を集め、もみ合い上放れ。米国や中国をはじめ世界的に電気自動車(EV)関連株が投資マネーを誘導する相場が繰り広げられており、東京市場でもEV関連株人気に勢いが加わってきた。関連株物色の裾野も広がりをみせており、EV向けで必須のデバイスであるセンサー関連株に投資資金の攻勢が波及している。そのなか同社は形状が均一で自動実装への対応が可能な高感度サーミスタなどを手掛け、今後EV向けで需要を捉える公算が大きいとみられる。業績も絶好調で、21年3月期はトップラインが13%増収と2ケタの伸長見通し、営業利益は前期比75%増益を見込むが、中間期実績からみて一段の上振れも視野に入る。

 大豊工業<6470.T>=物色人気加速で一時ストップ高。トヨタ系自動車部品メーカーで軸受けやアルミダイカスト製品、金型などを製造するが、モーターや電気自動車(EV)向けバッテリーなど電動化製品への取り組みに積極的で、EV関連株への投資資金流入が加速するなか、その一角として上値追いが加速した。足もとの業績はコロナ禍で低迷しているが、株価的には織り込みが進む一方、中国トヨタ向けの自動車販売回復が追い風となり、22年3月期の業績急回復に期待がかかっている。PBRは依然0.4倍前後と見直し余地が大きい。

 rakumo<4060.T>=ストップ高カイ気配。9月28日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄の一角だが、株価は今月10日に上場後の安値である1854円をつけるなど大底圏にあったが、前週末に4日ぶりに反発に転じ、きょうは一気に戻り足を加速させてきた。同社は経費精算ソフトなど企業向けクラウドザービスを展開する。前週末11日取引終了後、20年12月期業績予想の上方修正を発表したが、コスト削減努力などが功を奏して利益率が改善しており、営業利益は従来見通しの9200万円から1億2600万円(前期比5.3倍)に増額、これを評価する形で買い人気が集中した。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ
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