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トクヤマのニュース
5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:利食い優勢も押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすい
■前場の注目材料:積水ハウス、1Q営業利益48.8%増 508億円、マンション販売好調
■シャープ<6753>スタートアップ製品検査の受託サービス
■利食い優勢も押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすい
5日の日本株市場は、利食い優勢ながらも底堅い相場展開が見込まれる。4日の米国市場ではNYダウが11ドル高だった。米国の失業保険継続受給者数が予想外に増加したため雇用市場の速やかな改善期待が後退、失望感から売りが先行。その後は前日終値を挟んで終始もみ合う展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の22725円。円相場は1ドル109円10銭台と円安に振れて推移している。
昨日は寄り付きをほぼ高値に利食い優勢の展開となっていたが、節目の23000円に接近する中では、いったんは利益確定を進める流れは想定内だろう。また、急ピッチの上昇の中、来週にはメジャーSQを控えているため、ヘッジの動きも出てくると考えられる。米国市場はもみ合いの流れとなったが、これによる利益確定の流れが強まるといった展開は考えづらいところ。
一方で投資主体別売買動向では海外勢が現物と先物合算で、2週連続の買い越しだった。足元でも海外勢の買い越し基調が続いているとみられるため、買い越しに転じている海外勢の需給が下値の堅さにつながりそうである。米雇用統計を控えているため手掛けづらさはありそうだが、積極的に売り仕掛けてくる流れにもなりづらく、新型コロナの影響を大きく受けていたセクターや銘柄などへの循環物色は続こう。
また、週末要因もあって新興市場の中小型株等には、利益確定の流れが強まる可能性がある。ただし、資金回転が効いている需給であり、センチメント悪化にはつながりづらい。一方で、調整局面においては、押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすいところであろう。材料等を手掛かりに急伸した銘柄等は、その後も調整幅も大きそうであり、冷静に押し目を狙うスタンスになりそうだ。
その他、日経平均はテクニカル面では上昇する25日線が支持線として機能する形での強いトレンドを形成。過熱感が警戒されるものの、トレンドは強い。上値追いは慎重ながらも調整局面においては押し目買い意欲は強いだろう。これが25日線を割り込み、22000円を下回ってくるようだとセンチメント悪化が警戒されてくるが、それまでは押し目狙いのスタンスで、現在のトレンドに追随する格好だろう。
■積水ハウス、1Q営業利益48.8%増 508億円、マンション販売好調
積水ハウス<1928>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比25.3%増の580.96億円、営業利益は同48.8%増の508.65億円だった。前期に竣工したタワーマンションの引き渡しが計画通り進捗するなどマンション事業が好調。また、オフィスや商業ビル、賃宅住宅などの保有賃貸物件の入居率が堅調に推移し、都市再開発事業では営業利益率が改善した。通期計画は据え置いており、安心感につながりそうである。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(22695.74、+81.98)
・NYダウは上昇(26281.82、+11.93)
・1ドル109円10-20銭
・SOX指数は上昇(1953.47、+16.00)
・米原油先物は上昇(37.41、+0.12)
・日銀のETF購入
・世界的な経済活動再開
・日米欧の大型経済対策
・コロナ収束後の業績回復期待材料
・シャープ<6753>スタートアップ製品検査の受託サービス
・ローム<6963>独コンチ系と協力、EV向け部品開発
・富士フイルム<4901>再生医療VBに出資、iPSで腎疾患治療法開発
・DIC<4631>スイス社買収、ジェットインク事業拡充
・ヤマトHD<9064>5月の宅配便15%増、個人宅宛て急増
・島津製作所<7701>子会社でPCR検査、京都市の登録機関に
・横河電機<6841>日本環境設計に出資、ポリエステル再生で協業
・東計電算<4746>会計クラウドにタイ語翻訳機能、精度90%超
・飛島建設<1805>NTT東と協業、現場でデジタル変革
・神戸製鋼所<5406>AIで溶接“職人技”再現、造船・エネ機器向け
・村田製作所<6981>帝人フロンティアと抗菌剤不要の圧電繊維、人の動きで発電
・島津製作所<7701>兵庫医科大とがん早期診断システム研究で連携
・トクヤマ<4043>先進技術事業化で拠点、山口・柳井に来春開設
・大日本住友製薬<4506>ラツーダ国内販売、うつ症状改善
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 4月家計支出(前年比:-12.8%、3月:-6.0%)
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:利食い優勢も押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすい
■前場の注目材料:積水ハウス、1Q営業利益48.8%増 508億円、マンション販売好調
■シャープ<6753>スタートアップ製品検査の受託サービス
■利食い優勢も押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすい
5日の日本株市場は、利食い優勢ながらも底堅い相場展開が見込まれる。4日の米国市場ではNYダウが11ドル高だった。米国の失業保険継続受給者数が予想外に増加したため雇用市場の速やかな改善期待が後退、失望感から売りが先行。その後は前日終値を挟んで終始もみ合う展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の22725円。円相場は1ドル109円10銭台と円安に振れて推移している。
昨日は寄り付きをほぼ高値に利食い優勢の展開となっていたが、節目の23000円に接近する中では、いったんは利益確定を進める流れは想定内だろう。また、急ピッチの上昇の中、来週にはメジャーSQを控えているため、ヘッジの動きも出てくると考えられる。米国市場はもみ合いの流れとなったが、これによる利益確定の流れが強まるといった展開は考えづらいところ。
一方で投資主体別売買動向では海外勢が現物と先物合算で、2週連続の買い越しだった。足元でも海外勢の買い越し基調が続いているとみられるため、買い越しに転じている海外勢の需給が下値の堅さにつながりそうである。米雇用統計を控えているため手掛けづらさはありそうだが、積極的に売り仕掛けてくる流れにもなりづらく、新型コロナの影響を大きく受けていたセクターや銘柄などへの循環物色は続こう。
また、週末要因もあって新興市場の中小型株等には、利益確定の流れが強まる可能性がある。ただし、資金回転が効いている需給であり、センチメント悪化にはつながりづらい。一方で、調整局面においては、押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすいところであろう。材料等を手掛かりに急伸した銘柄等は、その後も調整幅も大きそうであり、冷静に押し目を狙うスタンスになりそうだ。
その他、日経平均はテクニカル面では上昇する25日線が支持線として機能する形での強いトレンドを形成。過熱感が警戒されるものの、トレンドは強い。上値追いは慎重ながらも調整局面においては押し目買い意欲は強いだろう。これが25日線を割り込み、22000円を下回ってくるようだとセンチメント悪化が警戒されてくるが、それまでは押し目狙いのスタンスで、現在のトレンドに追随する格好だろう。
■積水ハウス、1Q営業利益48.8%増 508億円、マンション販売好調
積水ハウス<1928>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比25.3%増の580.96億円、営業利益は同48.8%増の508.65億円だった。前期に竣工したタワーマンションの引き渡しが計画通り進捗するなどマンション事業が好調。また、オフィスや商業ビル、賃宅住宅などの保有賃貸物件の入居率が堅調に推移し、都市再開発事業では営業利益率が改善した。通期計画は据え置いており、安心感につながりそうである。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(22695.74、+81.98)
・NYダウは上昇(26281.82、+11.93)
・1ドル109円10-20銭
・SOX指数は上昇(1953.47、+16.00)
・米原油先物は上昇(37.41、+0.12)
・日銀のETF購入
・世界的な経済活動再開
・日米欧の大型経済対策
・コロナ収束後の業績回復期待材料
・シャープ<6753>スタートアップ製品検査の受託サービス
・ローム<6963>独コンチ系と協力、EV向け部品開発
・富士フイルム<4901>再生医療VBに出資、iPSで腎疾患治療法開発
・DIC<4631>スイス社買収、ジェットインク事業拡充
・ヤマトHD<9064>5月の宅配便15%増、個人宅宛て急増
・島津製作所<7701>子会社でPCR検査、京都市の登録機関に
・横河電機<6841>日本環境設計に出資、ポリエステル再生で協業
・東計電算<4746>会計クラウドにタイ語翻訳機能、精度90%超
・飛島建設<1805>NTT東と協業、現場でデジタル変革
・神戸製鋼所<5406>AIで溶接“職人技”再現、造船・エネ機器向け
・村田製作所<6981>帝人フロンティアと抗菌剤不要の圧電繊維、人の動きで発電
・島津製作所<7701>兵庫医科大とがん早期診断システム研究で連携
・トクヤマ<4043>先進技術事業化で拠点、山口・柳井に来春開設
・大日本住友製薬<4506>ラツーダ国内販売、うつ症状改善
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 4月家計支出(前年比:-12.8%、3月:-6.0%)
<海外>
・特になし <ST>
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