住友化が大幅安、大日住薬の結腸直腸がん薬の新規患者登録中止による影響を懸念

　住友化学<4005.T>が大幅安。前週末２３日の取引終了後、同社が発行済み株式数の５０．１％を保有する連結子会社の大日本住友製薬<4506.T>が、抗がん剤として開発中の「ＢＢＩ６０８」の結腸直腸がんを対象とした第３相国際共同治験で、新規の患者登録や登録済み患者への投与を中止することになったと発表しており、これに伴う住友化学の業績への影響が懸念されている。ＳＭＢＣ日興証券では、１６年３月期から「ＢＢＩ６０８」の収益貢献を見込んでいたが、１９年３月期からの収益貢献見込みに変更しており、住友化への影響も後ずれしそうだ。

住友化の株価は１３時４１分現在３６４円（▼２１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）