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「人工知能」が5位、エヌビディア決算目前で注目度うなぎ登り<注目テーマ>
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1 中国関連
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が5位にランクインしている。
人工知能(AI)は昨年来その進化スピードが加速しており、政治的にも経済的にも注目度が一段と高まっている。ビッグデータの普及とディープラーニング(深層学習)技術の開発が、同じ時間軸で融合したことによって飛躍的なレベル向上がもたらされたが、最近は演算能力の進歩にとどまらない。大量データをもとに学習したAI自らが、文章や画像、音楽といったコンテンツを生成する能力を持つようになった。いわゆる生成AI分野がクローズアップされ新たな市場が創出されている。ハイスペックなメモリー需要が爆発的に伸びており、その象徴が米エヌビディア<NVDA>が開発製造するGPU(3Dの画像処理などを行う際に必要な半導体チップ)である。GPU爆需の発生で同社の業績飛躍に対するマーケットの期待も大きく、足もとでは今週23日に予定される同社の5~7月期決算への関心が高い。
半導体市況はスマートフォンやパソコンの販売低迷を背景に在庫が積み上がった状態となり、現状は軟化傾向が続いているが、少し長い目で見ると生成AI市場の拡大が需要を押し上げ、回復色を強めることが予想されている。ソフトバンクグループ<9984.T>傘下の英アームがナスダック上場申請を行い、直近注目を浴びているが、このアームもソフトバンクGによるAI関連投資の一翼を担う重要なポジションにあるといってよい。
また、半導体はハード面の領域だがソフト面での底上げ効果、AI周辺のシステム開発分野の飛躍も期待されている。米オープンAIが開発した「ChatGPT(チャットGPT)」が象徴的で、チャットGPTは今後あらゆる業態への利活用が進展し、革新性や生産性向上の源となりそうだ。東京市場でも半導体セクターと並行して、システムを手掛けるAI関連株への人気が再燃する兆しがある。
関連銘柄は多岐にわたるが、中小型の代表的な銘柄ではヘッドウォータース<4011.T>、ブレインパッド<3655.T>、ティアンドエス<4055.T>、PKSHA Technology<3993.T>、FRONTEO<2158.T>、ユーザーローカル<3984.T>、HPCシステムズ<6597.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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