エコモット、前期経常を一転55％減益に下方修正

　エコモット <3987> [東証Ｇ] が10月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年8月期の連結経常利益を従来予想の1億1200万円→3400万円(前の期は7500万円)に69.6％下方修正し、一転して54.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5800万円の黒字→2000万円の赤字(前年同期は3200万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は2022年４月14日開示の「業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」のとおり、2022年８月期通期の業績予想につきまして修正を行わないとしておりました。　各ソリューション（インテグレーションソリューション、コンストラクションソリューション、モニタリングソリューション、モビリティサービス）において、案件の獲得を推し進めましたが、遠隔臨場対応型サービスの好調により顧客基盤の拡大が堅調に推移した一方で、開発案件の受注が伸び悩んだコンストラクションソリューションが大幅な売上高計画の未達となり、公表中の通期連結業績数値までに業績を回復することは難しいと判断いたしました。　その結果、2022年８月期通期の売上高は2,217百万円(当初予想は2,567百万円)、営業利益は19百万円（当初予想は107百万円）、経常利益は34百万円(当初予想は112百万円)、当期純利益は27百万円(当初予想は76百万円)へと業績予想を修正することといたしました。（注）本資料に記載されている業績予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成　　　　　　　したものであり、実際の業績は、様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。以上