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<動意株・17日>(前引け)=芝浦、長野計器、ALBERT

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/11/17 11:35
<動意株・17日>(前引け)=芝浦、長野計器、ALBERT  芝浦メカトロニクス<6590.T>=上げ足に弾み。きょうは5連騰で8190円まで買われる展開となった。半導体向けエッチング装置やチップボンダーなどで高い競争力を誇る。ロジックファウンドリー向け、メモリー向けいずれも半導体メーカーの生産設備増強の動きを背景に好調だが、政府が先端半導体工場の誘致や既存工場の刷新支援などを主眼とした政策パッケージを、19日に発表する経済対策のひとつに盛り込む方針を示していることもあり、同社のビジネスチャンスが広がるとの見方が出ている。株価は6月28日につけた年初来高値8560円を視界に捉えている。

 長野計器<7715.T>=上値追い鮮烈で新値街道。業績は好調を極めており、22年3月期業績は従来予想を増額し、営業利益段階で33億9000万円(前期比2.4倍)予想と大幅な伸びを見込んでいる。株価は今週になって上げ足を加速させ約14年ぶりの高値圏を走っているが、PERは13倍前後と割高感に乏しい。同社は圧力計と圧力センサーの専業メーカーで世界トップクラスの実績を有し、特に水素ステーション向け圧力計測器はほぼ独占供給の状態。会社側でも政策後押しによる水素ステーションの普及に期待を寄せている。また、圧力計と圧力センサーは半導体業界向けでも引き合いが旺盛で、世界的な半導体設備増強の動きが強力な追い風となっている。

 ALBERT<3906.T>=急速に切り返しに転じる。ビッグデータ解析や自動運転分野など人工知能(AI)に絡む開発案件で高い実績を有し、需要が急増中のデータサイエンティストの育成でも先駆している。16日取引終了後、同社はSBI証券と協業し、顧客属性に応じてマーケティングを最適化するAIモデルの開発を11月から開始することを発表、これを材料視する買いを引き寄せる形となった。株価は今週明け15日に5310円の戻り高値を形成後、目先筋の利益確定売りで反落したが、きょうは再び買い直される展開で5000円大台復帰を果たしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ
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