クラウドＷ、前期営業が上振れ着地・今期は22％増益へ

　クラウドワークス <3900> [東証Ｍ] が11月15日大引け後(16:00)に決算を発表。21年9月期の営業損益(非連結)は5.7億円の黒字(前の期連結は2.9億円の赤字)に浮上し、従来予想の4.3億円の黒字を上回って着地。連結決算に移行する22年9月期の同利益は前期非連結比21.7％増の7億円に伸びる見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(4Q)の営業損益は1.3億円の黒字(前年同期連結は2億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-12.1％→6.3％に急改善した。

　※22年9月期から連結決算に移行。

　※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は2021年９月期に子会社を吸収合併し、選択と集中の方針のもとコア事業であるマッチング事業への集中と一層の生産性の向上を図り、マッチング事業において継続的な利益拡大を見込める段階となりました。今後の当社の企業価値向上において、マッチング事業を展開する企業の買収を含めた事業拡大を行うことが有益であると判断し、即戦力のIT人材のダイレクト型マッチングプラットフォーム「CODEAL」を展開しているコデアル株式会社を買収し子会社化いたしました。この結果、個別決算は2021年９月期までとなり、2022年９月期第１四半期決算より連結決算に移行いたします。