◇大証、Ｔ＆Ｃ株を監理銘柄（確認中）に指定　報告書提出が遅延
　大阪証券取引所は17日、ジャスダック上場の金融情報サービス会社、Ｔ＆Ｃホールディングス（3832）の株式を同日付で監理銘柄（確認中）に指定したと発表した。Ｔ＆Ｃが継続企業の前提に関する注記内容を巡り監査法人と確認作業が終わらず、2012年３～５月期の四半期報告書を法定期限の17日までに提出できない見込みになった、と発表したため。
　大証の規定によると、法定提出期限の経過後１カ月となる８月17日までに四半期報告書を提出しない場合、上場廃止基準に該当する。上場廃止になる恐れがある銘柄として投資家に注意喚起する目的で監理銘柄（確認中）に指定した。