決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … Ｅｎｊｉｎ、ジェイフロ、メタリアル (1月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月13日から14日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＣＳランバー <7808>
　22年5月期の連結経常利益を従来予想の23億円→33億円(前期は13.4億円)に43.5％上方修正し、増益率が71.3％増→2.5倍に拡大し、従来の9期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　ミット <4016>
　21年11月期の連結経常利益は前の期比55.9％減の6000万円に落ち込んだが、22年11月期は前期比66.7％増の1億円にＶ字回復する見通しとなった。

★No.4　タケダ機械 <6150>
　22年5月期の連結経常利益を従来予想の1億円→2億4000万円(前期は1億7800万円)に2.4倍上方修正し、一転して34.8％増益見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7808> ＣＳランバー 　ＪＱ 　 +21.75 　　1/14　　上期　　　243.21
<7370> Ｅｎｊｉｎ 　　東Ｍ 　 +20.89 　　1/14　　上期　　　　　－
<4016> ミット 　　　　ＪＱ 　 +15.88 　　1/14　本決算　　　 66.67
<6150> タケダ機械 　　ＪＱ 　 +14.94 　　1/14　　上期　　　115.15
<7351> グッドパッチ 　東Ｍ 　 +11.30 　　1/14　　　1Q　　　 93.97

<3990> ＵＵＵＭ 　　　東Ｍ　　 +9.14 　　1/14　　上期　　　 10.60
<3823> ＷＨＤＣ 　　　東２　　 +4.08 　　1/14　　　1Q　　　　赤縮
<7219> ＨＫＳ 　　　　ＪＱ　　 +3.66 　　1/14　　　1Q　　　302.38
<3177> ありがとうＳ 　ＪＱ　　 +2.73 　　1/14　　　3Q　　　132.97
<8886> ウッドＦ 　　　ＪＱ　　 +2.52 　　1/14　　上期　　　885.95

<2934> ジェイフロ 　　東Ｍ　　 +1.40 　　1/14　　上期　　　　　－
<6182> メタリアル 　　東Ｍ　　 +1.06 　　1/14　　　3Q　　　518.52
<2178> トライＳＴＧ 　東Ｍ　　 +0.82 　　1/14　　　3Q　　　 -1.29
<7077> ＡＬｉＮＫ 　　東Ｍ　　 +0.74 　　1/14　　　3Q　　　 -8.56
<2449> プラップＪ 　　ＪＱ　　 +0.53 　　1/14　　　1Q　　　 33.33

<3045> カワサキ 　　　東２　　 +0.50 　　1/14　　　1Q　　　-17.04
<3791> ＩＧポート 　　ＪＱ　　 +0.44 　　1/14　　上期　　　-34.90
<2798> Ｙｓテーブル 　東２　　 +0.37 　　1/14　　　3Q　　　　黒転
<9647> 協和コンサル 　ＪＱ　　 +0.29 　　1/14　本決算　　　　1.51
<2493> イーサポート 　ＪＱ　　 +0.12 　　1/14　本決算　　　　黒転

<7515> マルヨシ 　　　東２　　 +0.04 　　1/14　　　3Q　　　-48.78

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース