フィスコ、今期経常を一転赤字に下方修正

　フィスコ <3807> [東証Ｇ] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常損益(非連結)は3億1300万円の赤字(前年同期連結は1億8700万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億6000万円の黒字（連結）→3億3100万円の赤字(前期連結は7300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の経常損益は1800万円の赤字(前年同期連結は1億1400万円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の経常損益は7200万円の赤字(前年同期連結は3100万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の10.6％→-114.2％に急悪化した。

　※今期から非連結決算に移行。

株探ニュース