サイオスがカイ気配、１８年１２月期利益予想を大幅増額修正

　サイオス<3744.T>がカイ気配で始まり、そのまま水準を切り上げる展開となっている。同社はソフトウェア開発や保守を手掛け、リナックスを活用したシステムインテグレーションで優位性を持っている。３０日取引終了後、１８年１２月期の連結業績予想の修正を発表しており、売上高を１２４億円から１２７億９９００万円（前期比２．６％増）へ増額するとともに、営業利益を７０００万円から２億９０００万円（同９．４％減）へ大幅に引き上げた。オープンシステム基盤事業においては、主力製品「ＬｉｆｅＫｅｅｐｅｒ」の売上高が第４四半期に国内外で好調だったほか、商品販売の売り上げも見通しを上回った。アプリケーション事業では、金融機関向け経営支援システム販売で想定外の案件の受注があったことも寄与した。好決算を材料視する形で投資資金が流入した。

出所：minkabuPRESS