特種東海、今期経常を一転27％減益に下方修正、配当も25円減額

　特種東海製紙 <3708> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比23.7％減の20.7億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の55億円→39億円(前期は53.5億円)に29.1％下方修正し、一転して27.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比30.7％減の18.2億円に落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の75円→50円(前期は75円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比31.9％減の7.6億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.8％→2.7％に悪化した。

株探ニュース