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イグニス Research Memo(2):「コミュニティ」「ネイティブゲーム」のほか、VRやAI、IoTにも着目(1)

配信元:フィスコ
投稿:2019/04/02 15:02
■事業概要

イグニス<3689>は、スマートフォン向けネイティブアプリの企画・運営・販売等を主力としている。「コミュニティ」「ネイティブゲーム」「その他(新規事業等)」の3つのジャンルを事業の柱とし、ゲーム及び非ゲームの領域で独自のポジショニングを確立してきた。また、VRやAI、IoT技術に着目した新規事業にも取組んでいる。

「次のあたりまえを創る。何度でも」をミッションに掲げ、過去においては、日常的に利用する高品質なツール系アプリなど数多くの小規模アプリを量産してきたことが、ノウハウの蓄積を含め、同社の成長を支えてきた。ここ数年は、それまでの小規模アプリ中心から、コミュニティ領域などライフタイムの長い中・大規模アプリへ開発リソースをシフトすることによる収益構造改革に取組み、収益の柱が育ってきた。

ネイティブアプリは、App Store及びGoogle Play等のプラットフォームを通じてスマートフォンユーザーに提供されている。また、収益モデルは、創業当初は広告収入がメインであったが、現在は課金収入がメインとなっている(今後は各種IP展開による販売収入なども加わる)。会員数の積み上げが安定的な収益基盤となるストック型事業の強化(安定運営)を図るとともに、VRやAI、IoTなど新たな成長分野において爆発力のあるビジネスの推進にも取組んでおり、収益モデルの多様化を図っている。

事業セグメントは、主にスマートフォンアプリ事業であり、現時点においてはジャンルごとに「コミュニティ」「ネイティブゲーム」「その他」の3つに分類している。

事業別の売上構成比では、オンライン恋愛・婚活サービス「with」による「コミュニティ」と、「ぼくとドラゴン」を中心とした「ネイティブゲーム」がそれぞれ48%を占め、2本柱となっている(2019年9月期第1四半期実績)。一方、VR事業(VRライブ等)などの新規事業については、まだ本格的な収益貢献の段階には入っていないが、同社発表の各種プレスリリースから見ると、収益化に向けての準備が整ってきていることが伺える。

1. 既存事業の概要
(1) コミュニティ
オンライン恋愛・婚活サービス「with」(男性のみ月額課金収入モデル)を中心に展開している。「with」は2016年3月にWeb版、iOS版をリリース※1して以来、類似サービスの中では後発参入であるものの、2018年12月末時点で登録会員数は150万人を突破し、業界3番手グループ※2にまで伸びてきた。国内iOSのSNSの売上ランキングでも上位に位置している。人気メンタリストDaiGo(ダイゴ)氏※3監修のもと、最適なマッチングを実現する独自の心理学及び統計学的アプローチが差別化要因となっていることに加えて、積極的な広告宣伝によるユーザー獲得が奏功している。また、2018年7月末からは、これまでのFacebook認証だけではなくSMSによるマルチログイン※4機能を実装。それに伴って、足元での会員数はさらに大きく拡大している。

※1 Android版は2016年5月にリリース。
※2 Facebook認証型のオンライン恋愛・婚活サービス上位には、「Pairs」「Omiai」「ゼクシィ恋結び」などが存在する。
※3 メンタリスト、作家、新潟リハビリテーション大学特任教授。著書は累計150万部突破、企業の顧問や経営戦略パートナー、講演など、様々な分野で活動。
※4 携帯電話のSMS(ショートメッセージ)を用いた本人確認のための認証機能。


(2) ネイティブゲーム
2015年2月にリリースした「ぼくとドラゴン」(アイテム課金収入モデル)を中心に展開している。リリースから4年が経過し、売上高は低減傾向にあるものの、多彩なイベントや人気コンテンツとのコラボ、機能追加など、安定運営の継続により同社の業績を支えてきた。足元でも累計380万DLを突破するとともに、国内アプリストア売上ランキングでも一定水準を維持しており、ロングセラーゲームとして息の長い収益貢献を続けている。また、2018年12月12日には新タイトル「でみめん」※1の配信を開始するとともに、2019年春には初のブラウザゲームとなる「猫とドラゴン」※2の配信開始も予定しており、新たな収益ドライバーの育成を目指す。

※1 女性をターゲットとした新感覚スマートフォンRPG。子会社(株)ラップランドより提供。
※2 スマートフォン向けゲームタイトル初の最新のコミュニケーション機能に特徴がある。すなわち、音声入力による手放しトークや、AIと専任スタッフによるギルド運営のアシスタントを搭載し、面倒くさいのは嫌だが、友達とゲームを楽しみたいという大人のニーズに応えている(メインコンテンツは、簡単手軽な協力バトル)。「ぼくとドラゴン」を手掛ける子会社(株)スタジオキングより提供。


(3) その他
過去における小規模アプリに加えて、2015年10月に買収した(株)U-NOTE※が運営する情報メディアや性格傾向データによる求人マッチングサービスに加えて、VR事業(エンターテインメント及び医療)やAI関連・検査自動化、医療機関向けSaaS等の新規事業についても、現時点では「その他」に含まれている。

※株式会社U-NOTEは2018年9月30日付でメディアサービスの一部『U-NOTE』を株式会社PR TIMESへ事業譲渡。また、2018年10月1日付でU-NOTEからグラム(株)に社名変更。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


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配信元: フィスコ
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