オルトＰが５連騰、台湾ＸＰＥＣと資本・業務提携

　オルトプラス<3672.T>が５連騰し、前場では一時、前週末比７７円（１８．７％）高の４８９円まで買われる場面があった。この日の午前中、コンソールゲームやパソコンオンラインゲームなどの開発を行う台湾ＸＰＥＣエンターテインメント社と資本・業務提携を行うと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　ＸＰＥＣの既存株主からＸＰＥＣ株式１６４万３５４６株（発行済み株式の約１．１％）を６億４６００万円で取得するとともに、オルトプラスがＸＰＥＣを割当先とする第１回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行するという。これにより、ＸＰＥＣはオルトプラスの１９．９４％を保有する筆頭株主となる見通し。なお、調達資金約８億３２００万円は、他社タイトルの運営移管受託にかかる運営費用にあてるほか、ＸＰＥＣ株式取得に充てる方針としている。

　今回の提携により、オルトプラスは、ＸＰＥＣの開発リソースを活用できるほか、ＸＰＥＣのモバイルゲームプラットフォームに自社タイトルや運営移管タイトルを配信することができるようになり、収益拡大にもつながることが期待されている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）