16/1期の大型先行投資を活用する17/1期。円高トレンドも追い風
同社は、CtoC型のソーシャル・ファッション・eコマースサイト「BUYMA(バイマ)」を運営しています。BUYMAは、世界128ヵ国に在住する個人がパーソナルショッパー(商品の売り手:バイヤーの事)となって、世界中の話題のアイテムを紹介・出品、直販するCtoCプラットフォームです。
バイヤー業務(出品した商品の買い付け)を個人に開放・ネットワーク化したことで、幅広い品揃えを可能としたことがファッション感度の高い層に受けており、また、小売店を経由するより安い値段で手に入れることができるという価格訴求力を併せ持ちます。
パーソナルショッパーは法人から個人まで存在し、それらが個々のセンスで選んで出品するため、ラインナップが自然と幅広くなる特徴を持ちます。またアイテムの買い付け依頼をはじめとした注文のカスタマイが可能という点は、売れ筋アイテムを大量に買い付け仕入れる従来のファッション小売とは一線を画しています。
17/1期は、営業利益が4.6倍となる見通しですが、以後も増収増益が期待できる事業体だと思います。
16/1期には12億円を投じた大規模な広告投資を行った結果、認知度が急上昇したことに加え、会員数はCM以降も増加していることにも注目です。
これはCM効果で得られた認知を活用したマーケティングに成功しているという証左であって、今後もキュレーションメディアを活用した顧客流入が期待できると思います。
また円高トレンドも追い風です。BUYMAは海外からの個人輸入、越境CtoC-ECとも言えるサービスなので、円高になるとBUYMAでの購入メリットは増大することになります。
配当については「成長過程にあり、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を目指すため、内部留保の充実が重要である」とし、配当の実績はないことから、今期もない可能性の方が高いと思います。
財務面は、自己資本比率 61.8%で有利子負債はゼロ、現金等は16億程度あります。また予想ROEは29.3%と高水準となる見通しで、ストックビジネスによる利益の積み増しが効いていくと予想されます。
株価は昨日25日移動平均線で綺麗に反発しており、本日はその基調が続くことを予想します。
バイヤー業務(出品した商品の買い付け)を個人に開放・ネットワーク化したことで、幅広い品揃えを可能としたことがファッション感度の高い層に受けており、また、小売店を経由するより安い値段で手に入れることができるという価格訴求力を併せ持ちます。
パーソナルショッパーは法人から個人まで存在し、それらが個々のセンスで選んで出品するため、ラインナップが自然と幅広くなる特徴を持ちます。またアイテムの買い付け依頼をはじめとした注文のカスタマイが可能という点は、売れ筋アイテムを大量に買い付け仕入れる従来のファッション小売とは一線を画しています。
17/1期は、営業利益が4.6倍となる見通しですが、以後も増収増益が期待できる事業体だと思います。
16/1期には12億円を投じた大規模な広告投資を行った結果、認知度が急上昇したことに加え、会員数はCM以降も増加していることにも注目です。
これはCM効果で得られた認知を活用したマーケティングに成功しているという証左であって、今後もキュレーションメディアを活用した顧客流入が期待できると思います。
また円高トレンドも追い風です。BUYMAは海外からの個人輸入、越境CtoC-ECとも言えるサービスなので、円高になるとBUYMAでの購入メリットは増大することになります。
配当については「成長過程にあり、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を目指すため、内部留保の充実が重要である」とし、配当の実績はないことから、今期もない可能性の方が高いと思います。
財務面は、自己資本比率 61.8%で有利子負債はゼロ、現金等は16億程度あります。また予想ROEは29.3%と高水準となる見通しで、ストックビジネスによる利益の積み増しが効いていくと予想されます。
株価は昨日25日移動平均線で綺麗に反発しており、本日はその基調が続くことを予想します。