【買い】ソケッツ（3634）AIスピーカー、音声認識対応Iot・・・拡がる思惑。

■レンジ

音楽や映像などのコンテンツ情報を人間感性に紐付いたデータに整理して提供。
ＫＤＤＩやＮＴＴドコモの音楽配信向けが近年の主力。小売りや流通向けに家電や日用品の感性データの提供を強化中。
ＥＣやデジタルマーケティングでの需要増も見込む。
15年からシステム構築・運用を伴わない自社データのライセンス提供を開始。
フィスコ（3807）と提携開始、金融分野で実証実験へ。

6月22日に行われた株主総会内で、得意分野の音楽や映像、書籍などを基盤とした感性AI技術。
家庭用AIアシスタント（AIスピーカー）、音声認識対応IoT、次世代コネクテッドカーなどの分野に注力する事が分かり、動意づきました。他企業との連携、提携も見据えた記述もある為、思惑が広がります。

7月14日はLINE（3938）がクラウドAIプラットフォーム[Clova]を搭載したスマートスピーカー[WAVE]の先行体験版の予約販売を開始したと発表し、同社も物色対象に。同社の技術が[WAVE]に使用されているのではないかという思惑も。

総会までの高値2012円を6月23日に抜けましたが、7月は高値2450円の中で推移するレンジ。
7月4週はレンジ上限を抜け切れずほぼ寄り天となり、週を通して弱含み。
7月5週目は下限近くから始まれば、勝機ありだと考えます。