小松精練が大幅反発、ＣＦＲＰ製品を射出成形機で製造する技術を開発と報じられる◇

　小松精練<3580.T>が大幅反発している。きょう付の日刊工業新聞で「小松精練はファナックと高強度の炭素繊維強化プラスチック（ＣＦＲＰ）製品を射出成形機で製造する技術を開発した」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。

　記事によると、主に小松精練が材料、ファナック<6954.T>が射出成形技術を担当し、共同で完成させたという。共同開発ではＣＦＲＰ製のネジや接合プレートなどを試作したとしており、耐震補強用として金属ネジやクギの課題とされるさびや結露による木材の劣化を防ぐのに普及させるもようだ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）