ソトー、前期経常を一転19％減益に下方修正

　ソトー <3571> が4月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の5億3000万円→3億5000万円(前の期は4億3000万円)に34.0％下方修正し、一転して18.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の8200万円の黒字→9800万円の赤字(前年同期は4800万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期連結業績予想につきましては、織物については冬物受注に回復の兆しが見られたものの、ファッショントレンドにおいてニット素材が春夏物（下期）を中心に落ち込んだ影響を強く受けたことにより、売上高が前回発表予想より400百万円減少する見込みであります。営業利益は、上記売上高の減少及び燃料や原材料の値上がり等の影響により、前回発表予想より200百万円減少する見込みであり、これに伴い経常利益は前回発表予想より180百万円減少する見込みであります。　また、経常利益等の減少に加え、当期及び今後の業績見通し等を踏まえて繰延税金資産の回収性を検討し、繰延税金資産の一部取り崩しにより法人税等調整額を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想より300百万円減少する見込みとなり、上記のとおり業績予想を修正いたします。（注）上記の業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。