658円
ピーバンドットコムのニュース
■プログリット <9560> 1,308円 (+300円、+29.8%) ストップ高
プログリット <9560> [東証G]がストップ高。10日の取引終了後に23年9-11月期単独決算を発表。売上高が前年同期比52.0%増の10億2500万円、営業利益が同2.1倍の3億2100万円と大幅な増収増益となっており、これを好感した買いが膨らんだ。英語コーチングサービス「プログリット」やサブスクリプション型英語学習サービス「シャドテン」が大きく伸びた。通期の増収増益見通しに変更はない。
■クラウディア <3607> 463円 (+80円、+20.9%) ストップ高
クラウディアホールディングス <3607> [東証S]がストップ高。ウェディングドレスなど婚礼衣装メーカーで結婚式場の運営なども行うが、脱コロナを背景に足もとの業績は好調に推移している。10日取引終了後に発表した24年8月期第1四半期(23年9-11月)決算は営業利益が前年同期比10%増の8億8700万円となり、通期計画の6億円を大幅に超過した。これをポジティブ視する形で投資資金が集中した。
■技研製 <6289> 2,231円 (+324円、+17.0%)
東証プライムの上昇率トップ。技研製作所 <6289> [東証P]が3日続急騰。10日の取引終了後に発表した24年8月期第1四半期(9-11月)の連結決算は、経常利益が前年同期比7.2%増の12億6500万円と順調な滑り出しとなった。加えて、シンガポールの建設工事会社で技術提携先のGuan Chuan Engineering Constructionに、鋼管杭回転切削圧入機「ジャイロパイラー」を納入したと発表。東南アジアの顧客に対する初の納入実績となったという。堅調な業況と今後の海外事業の成長を期待した買いを集めたようだ。9-11月期の売上高は前年同期比0.9%減の74億1800万円だった。鋼材などの建設資材価格の高止まりで公共事業における施工量の減少傾向が続き、販売面に影響を及ぼすなか、圧入工事事業では海外子会社が1社減少したこともあり減収となった。半面、建設機械事業では硬質地盤への掘削能力や施工効率を高めた新型機の販売が順調に進捗。ブラジルでの製品売り上げの計上なども寄与し、増収増益となった。
■カーブスHD <7085> 726円 (+64円、+9.7%)
東証プライムの上昇率3位。カーブスホールディングス <7085> [東証P]が4日続急伸。10日の取引終了後に23年9-11月期連結決算を発表。売上高が前年同期比8.8%増の75億4400万円、営業利益が同63.9%増の10億3600万円となり、これが好感され買われた。テレビCMを集中投下し、ウェブを中心としたマーケティングを展開したことでヤング層(50~64歳)の入会が増加。シニア層(65歳以上)でも退会していた層の再入会が増えた。会員数(オンラインフィットネスなど含む)は前期末比3万2000人純増の80万9000人となった。
■PバンCOM <3559> 409円 (+36円、+9.7%)
ピーバンドットコム <3559> [東証S]が急反発。同社は10日取引終了後、生成AI「チャットGPT」を活用した電子部品情報検索サービス「データシートちゃん」をリリースしたと発表。このサービスは、インターネット検索とチャットGPTを併用しており、電子部品の型番を入力すると、その型番に該当するデータシートのURLを表示するもの。同社は昨年9月に基板設計サポートのチャットボット「基準書ちゃん」をリリースしており、人工知能(AI)を活用したオリジナルサービスの第2弾となる。
■アネスト岩田 <6381> 1,236円 (+102円、+9.0%)
東証プライムの上昇率4位。アネスト岩田 <6381> [東証P]が急反発。10日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表。これを好感した買いが入った。取得上限は150万株(自己株式を除く発行済み株数の3.69%)、または15億円。期間は1月11日から6月28日まで。
■山岡家 <3399> 4,890円 (+390円、+8.7%)
丸千代山岡家 <3399> [東証S]が4日続急伸。10日の取引終了後に12月度の売上高速報を発表した。既存店売上高は前年同月比36.8%増と大幅な増収基調を続け、伸び率は昨年3月以来の高さとなった。業況の好調ぶりを投資家に印象付ける形となり、買いを誘った。既存店の客数は同31.6%増、客単価は同3.9%増となった。全店ベースでは売上高は同42.0%増と昨年3月以来の伸びとなった。月末店舗数は前月から1店舗増加の183店だった。
■Zenken <7371> 539円 (+34円、+6.7%)
Zenken <7371> [東証G]が4日ぶり急反発。同社は10日、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]傘下の三菱UFJニコスと「電子商取引(EC)コンシェルジュサービス」における紹介代理契約の締結で合意したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。「ECコンシェルジュサービス」は、三菱UFJニコスが同日から本格展開した新サービスで、ZenkenはECベンダーの1社に加わる予定。これにより、三菱UFJニコスのカード加盟店が抱えるEC運営におけるWebマーケティング上の課題に対して、Zenkenの持つ高いWebマーケティングの知見を活用することで、集客支援に係る最適なソリューションを提案することが可能になるとしている。
■霞ヶ関C <3498> 9,000円 (+490円、+5.8%)
東証プライムの上昇率10位。霞ヶ関キャピタル <3498> [東証P]が急反発。10日の取引終了後、上場リート事業の開始に向けて本格的に始動したと発表。今後の収益面でのポジティブな影響を期待した買いが入ったようだ。同社は2023年11月1日に、上場リートの資産運用業務の展開に向けた子会社を設立。グループのノウハウを活用した物流施設開発や管理、運営を通じ、中長期的な収益の維持・拡大を目指すため、このほど事業展開に向けた準備を開始した。同事業の立ち上げには厳しい要件を満たす必要があり、現時点では準備期間や事業規模などさまざまな事項について精査している段階だとしている。
■エーアイ <4388> 825円 (+44円、+5.6%)
エーアイ <4388> [東証G]が3日続急伸。10日の取引終了後、プロディライト <5580> [東証G]が提供するクラウド電話システムに関し、音声合成分野で連携すると発表し、材料視されたようだ。プロディのクラウド電話システム「INNOVERA」において、エーアイの音声合成エンジン「AITalk」での実装を想定に連携する。サービスについては随時公開する予定としている。
■日本電解 <5759> 1,101円 (+56円、+5.4%)
日本電解 <5759> [東証G]が急反発。10日の取引終了後、銅箔製造事業を手掛ける台湾のLCY TECHNOLOGYなどとの資本・業務提携の締結を発表した。あわせてLCY Internationalを割当先とする第2回新株予約権の発行について公表。手取り概算で約24億3200万円を調達し、米子会社での設備投資資金に充てる。また、米ジョージア州での新工場の着工時期を遅らせることも決定した。市場では財務基盤の安定化につながるとの受け止めに加え、資本・業務提携による車載電池関連事業へのプラス効果への期待も相まって、買いが優勢となったようだ。
■エルテス <3967> 809円 (+33円、+4.3%)
エルテス <3967> [東証G]が大幅高。企業向けにSNSでの炎上対応などリスク管理を行うネットセキュリティービジネスを展開するほか、自治体のDX支援などでも実績がある。10日取引終了後、同社のグループ会社であるプレイネクストラボ(東京都品川区)がソフトバンク <9434> [東証P]と「スマート公共ラボ」の販売代理店契約を締結したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んだ。ソフトバンクが有する強力なネットワークと営業力を背景に、自治体向けの販売活動を一層強化するとともに民間セクターでの利用も促進する方針を示しており、業容拡大に対する期待が高まった。
■スズキ <7269> 6,370円 (+237円、+3.9%)
スズキ <7269> [東証P]が大幅高で4日続伸。同社は10日、インド・グジャラート州政府と新しい四輪車生産工場を建設することで基本合意したことを明らかにしており、将来の業績への寄与が期待されたようだ。今回、基本合意したグジャラート新工場は、スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ・インディアが運営。28年度の稼働開始を目指し、将来的な年間生産能力は100万台規模になるという。また、スズキ・モーター・グジャラートに第4生産ラインを設置することもあわせて発表。投資額は計3820億ルピー(約6600億円)になるとしている。
■日経レバ <1570> 23,195円 (+820円、+3.7%)
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が大幅高で4日続伸。前日10日に初めて2万2000円台に乗せ最高値を更新したが、2日連続で大台を替える異色の人気ぶりとなった。日経平均株価にリンクされたETFで価格変動率が2倍に設定されていることが特徴。ここ個人投資家の思惑が錯綜するなか、商いが活発化している。11日は日経平均が一気に3万5000円台を回復する場面がありバブル後の高値を更新中、日経レバはこれに連動する動きとなった。オプションSQを目前にコールオプションなどが大きく買われ、足もとで個人投資家の先高期待が鮮明となっているが、昨年12月末時点では日経レバの信用買い残は大幅に減少し、売り残が増加する状況にあった。また、前日時点の日証金でも大幅な売り長で貸借倍率は0.05倍という状況。足もとの値動きはショートポジションの個人投資家の思惑を大きく外れる動きとなり買い戻しを誘発したようだ。
■四国化HD <4099> 1,896円 (+62円、+3.4%)
四国化成ホールディングス <4099> [東証P]が大幅続伸。 半導体関連の中小型株物色の流れが強まるなか、半導体材料などを手掛ける化学株に投資資金の攻勢が目立ってきた。そのなか化学品を収益の柱とする同社はファインケミカル部門で先端半導体材料に傾注しているが、会社側によると需要先は海外大手メーカーで、現状で引き合いが活発という。具体的な顧客企業は明らかにしていないものの、画像処理半導体(GPU)などはその対象候補として有力視される。生成AI市場の拡大が加速するなか、同社の中期的な収益成長シナリオに期待した買いが波状的に流入した状況にある。
■ラウンドワン <4680> 606円 (+19円、+3.2%)
ラウンドワン <4680> [東証P]が大幅高で5日続伸。同社は11日午後0時30分ごろ、23年12月の売り上げ状況(速報値)を公表。国内既存店売上高は、料金値上げの効果などから前年同月比8.2%増となった。国内既存店ではカラオケが同14.4%増と伸びたほか、スポッチャやボウリングなども好調だった。なお、12月の米国の既存店売上高は同7.8%増だった。
■カネカ <4118> 3,700円 (+89円、+2.5%)
カネカ <4118> [東証P]が続伸。11日付の日本経済新聞朝刊が「カネカはビル壁面などで使える建材と一体にした太陽光発電パネルの年間生産量を2030年までに現在の約3倍に増やす」と報じた。需要拡大が期待されている建材一体型の太陽光発電パネルの増産による中期的な業績押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。報道によると、兵庫県豊岡市の既存工場の生産能力を段階的に高めるほか、新工場の建設も視野に入れ、30年に年産30万平方メートルに増やすという。
■マーベラス <7844> 747円 (+16円、+2.2%)
マーベラス <7844> [東証P]が3日続伸。10日の取引終了後、「ビックリマン」のスマートフォン向けゲームの配信決定を発表。今後の収益貢献を期待した買いが入り株価を押し上げた。タイトル名は「ビックリマン・ワンダーコレクション」で、2024年の配信を予定。ジャンルは「シールコレクションRPG」。基本プレイは無料だが、一部アイテムは課金制とする。アプリ内で集めたシールは裏面まで鑑賞可能で、本物のビックリマンシールを収集している体験を味わえるとしている。
■マネックスG <8698> 755円 (+14円、+1.9%)
マネックスグループ <8698> [東証P]が3日続伸。そのほか、セレス <3696> [東証P]など 仮想通貨(暗号資産)関連株の一角が買われた。米証券取引委員会(SEC)が10日、現物のビットコイン を投資対象とするETFを初めて承認した。これを機に今後ビットコインへの投資が広がり、取引が活発化するとの期待から仮想通貨交換業を手掛ける両銘柄に物色が向かった。
※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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