ロードスター、今期経常を4％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　ロードスターキャピタル <3482> [東証Ｐ] が11月17日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の66.9億円→69.7億円(前期は53.2億円)に4.1％上方修正し、増益率が25.7％増→30.9％増に拡大し、従来の10期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.5億円→18.2億円(前年同期は20.3億円)に17.7％増額し、減益率が23.8％減→10.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の40.5円→43.5円(前期は32円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　コーポレートファンディング事業において、盛り上がりを見せるオフィス市況を的確に捉え、適時適切なタイミングと価格での物件売却を実現し、想定以上の収益が得られました。また、アセットマネジメント事業においても、不動産ファンドの需要を取り込み、AUM（受託資産残高）を当初想定以上に積み増すことでこちらも想定以上の報酬を得ることができました。これにより、連結売上高が前回発表予想を大幅に上回る見込みとなりましたので、上記のとおり2022年12月期の通期連結業績予想を修正いたします。

　期末の配当予想につきましては、今回の業績予想の修正及び当期の自己株式取得に伴い、2022年2月10日に公表しておりました1株当たり40円50銭から3円00銭増額し、1株あたり43円50銭といたします。なお、2022年年初から、当社の配当性向15％の段階的引き上げを検討している旨をアナウンスしておりますが、現時点では公表できる事実はございません。※上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。