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ジェイ・エス・ビーのニュース
ジェイ・エス・ビー<3480>は14日、2021年10月期連結決算を発表した。売上高は前期比9.8%増の527.87億円、営業利益は同23.0%増の53.37億円、経常利益は同22.5%増の52.03億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.8%増の32.52億円となった。
不動産賃貸管理事業の売上高は前期比10.2%増の495.19億円、セグメント利益は同21.6%増の66.42億円となった。物件管理戸数は順調に増加した(同3,462戸増 75,946戸、4月末現在)。借上・自社所有物件の入居率は、低調な予測から一転して前年を上回る水準を確保した(前期99.8%、当期99.9%、4月末現在)。この結果、学生マンションの家賃収入をはじめとする各種不動産賃貸関連サービスにおける売上高は順調に推移した。費用面では、借上物件の管理戸数増加による保証家賃の増加、人員数の増加による人件費負担の増加、自社所有物件の増加に伴う減価償却費の増加、食事付き学生マンションの積極展開による食材仕入等の増加があった。
高齢者住宅事業の売上高は前期比3.2%増の28.02億円、セグメント利益は同15.5%増の3.53億円となった。2021年10月1日に食と運動による健康寿命延伸を目指すことをコンセプトとしたサービス付き高齢者向け住宅「グランメゾン迎賓館 豊中刀根山」がオープンした。また、その他の既存施設も、営業力強化や損益改善施策等、各種取り組みにより全体の事業収益は順調に推移した。費用面では新拠点のオープンに向け、施設内の備品類調達費用の増加、広告宣伝活動を積極的に行ったことによる広告宣伝費の増加があった。
その他の売上高は前期比13.5%増の4.66億円、セグメント損失は1.72億円(前期は1.06億円の損失)となった。日本語学校事業では、新型コロナウイルス感染症の断続的な感染再拡大に伴う入国制限の長期化の影響を受け、待機留学生の発生、受け入れ時期の遅延も比例して長期化した。グループ会社のハッカソン運営を展開するMewcketについて、同社への投資回収時期の不確実性から第3四半期連結累計期間において、のれん等の減損損失を計上した。しかし、ハッカソンを通じたIT、AIの学習機会の創出を軸とした事業分野では継続的に引き合いは強く、運営受注も順調に積み上がっている。グループ会社の第0新卒事業を展開するスタイルガーデンでは、インターンシップを中心とした事業展開により、当初計画を上回る業績水準で推移しており、事業収益に貢献するとともに学生支援におけるグループシナジーの発揮に努めている。
2022年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.5%増の572.90億円、営業利益が同10.2%増の58.81億円、経常利益が同10.3%増の57.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.4%増の38.17億円を見込んでいる。
また、同日、中期経営計画の上方修正を発表した。2023年10月期の目標値として、売上高が622.55億円(前回予想比0.5%増)、営業利益が67.43億円(同11.0%増)、経常利益が65.64億円(同12.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が43.58億円(同14.5%増)としている。中期経営計画策定時点において、不動産賃貸管理事業で新型コロナウイルス感染症拡大による一定の入居率低下を見込んでいたものの、2021年10月期第2四半期連結会計期間において、前期を上回る入居水準に達するといった好調な状況となり、その後の入居状況についても底堅く推移したことに加え、運営効率化によるコスト圧縮も想定以上に進んだことによる。
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不動産賃貸管理事業の売上高は前期比10.2%増の495.19億円、セグメント利益は同21.6%増の66.42億円となった。物件管理戸数は順調に増加した(同3,462戸増 75,946戸、4月末現在)。借上・自社所有物件の入居率は、低調な予測から一転して前年を上回る水準を確保した(前期99.8%、当期99.9%、4月末現在)。この結果、学生マンションの家賃収入をはじめとする各種不動産賃貸関連サービスにおける売上高は順調に推移した。費用面では、借上物件の管理戸数増加による保証家賃の増加、人員数の増加による人件費負担の増加、自社所有物件の増加に伴う減価償却費の増加、食事付き学生マンションの積極展開による食材仕入等の増加があった。
高齢者住宅事業の売上高は前期比3.2%増の28.02億円、セグメント利益は同15.5%増の3.53億円となった。2021年10月1日に食と運動による健康寿命延伸を目指すことをコンセプトとしたサービス付き高齢者向け住宅「グランメゾン迎賓館 豊中刀根山」がオープンした。また、その他の既存施設も、営業力強化や損益改善施策等、各種取り組みにより全体の事業収益は順調に推移した。費用面では新拠点のオープンに向け、施設内の備品類調達費用の増加、広告宣伝活動を積極的に行ったことによる広告宣伝費の増加があった。
その他の売上高は前期比13.5%増の4.66億円、セグメント損失は1.72億円(前期は1.06億円の損失)となった。日本語学校事業では、新型コロナウイルス感染症の断続的な感染再拡大に伴う入国制限の長期化の影響を受け、待機留学生の発生、受け入れ時期の遅延も比例して長期化した。グループ会社のハッカソン運営を展開するMewcketについて、同社への投資回収時期の不確実性から第3四半期連結累計期間において、のれん等の減損損失を計上した。しかし、ハッカソンを通じたIT、AIの学習機会の創出を軸とした事業分野では継続的に引き合いは強く、運営受注も順調に積み上がっている。グループ会社の第0新卒事業を展開するスタイルガーデンでは、インターンシップを中心とした事業展開により、当初計画を上回る業績水準で推移しており、事業収益に貢献するとともに学生支援におけるグループシナジーの発揮に努めている。
2022年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.5%増の572.90億円、営業利益が同10.2%増の58.81億円、経常利益が同10.3%増の57.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.4%増の38.17億円を見込んでいる。
また、同日、中期経営計画の上方修正を発表した。2023年10月期の目標値として、売上高が622.55億円(前回予想比0.5%増)、営業利益が67.43億円(同11.0%増)、経常利益が65.64億円(同12.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が43.58億円(同14.5%増)としている。中期経営計画策定時点において、不動産賃貸管理事業で新型コロナウイルス感染症拡大による一定の入居率低下を見込んでいたものの、2021年10月期第2四半期連結会計期間において、前期を上回る入居水準に達するといった好調な状況となり、その後の入居状況についても底堅く推移したことに加え、運営効率化によるコスト圧縮も想定以上に進んだことによる。
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