ビーロットがカイ気配スタート、株主優待制度新設と立会外分売実施もポジティブ作用

　ビーロット<3452.T>が寄り付き大口の買いが入りカイ気配スタート。同社は中古ビルの再生などの不動産流動化ビジネスを展開するが１７年１２月期は営業利益段階で２７％増益予想と好調。

　そうしたなか、１８日に株主優待制度を新設したことを発表、１７年１２月末時点で１００株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード１０００円分を贈呈する。また、東証１部市場変更に向け、３万株の立会外分売を実施することも発表した。同社株はＰＥＲ９倍と株価指標面で割安感が強いものの出来高流動性に難があった。今回の分売に伴い株式の分布状況改善や流動性向上を図る方針にあることで、これも株価にポジティブに働いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）